居合道でむすびを教える教室です。
居合=武術むすびというコンセプトで無双直伝英信流を
稽古していくこと、
それが当会のスタンス。
なぜそういうコンセプトで"武術むすび"をとりいれているかというと
他にはないからです。
25歳から武術武道の世界にあしを踏み入れてから
いままで、武術武道団体で
むすびを教えているところはほぼないと言えます。
ただ、武道団体は無数にあるので、そのなかの道場/教室
で教えているところはあるかもしれません。
"武術むすび"は
言葉や知識だけでなくて
居合の「前」の実態技の中で教えられている必要があります。
それは、意識の技(むすび)は、現実世界に作用を及ぼす
からです。
これで完結です。
ただ追記すれば
その作用の中身にはレベルがあるのは言うまでもありません。
技とはそういうものだからですね。
では、その作用は?
第一として、刀を手で操作しなくなります。
刀を扱うのは、初心者は
水の入ったバケツを持つワークでやります。
このバケツを持って、持って、意識を向けていくと
あることから
バケツの重みを感じなくなる瞬間を継続して体験できます。
(手がしびれて、そう感じるではないですが)
つまりバケツと自分とむすびができた瞬間です。
バケツでできれば、
それを刀に持ち替えても同じことになります。
つまり刀とのムスビが作られるということ。
その結果、刀を自分の一部として扱えるということです。
これは「前」で教えます。
入門した時にです。何年も修行してからではありません。
腕力や筋力、骨が細い女性でも全く心配ありません。
70代、80代でも大丈夫です。
むすびについて、少しイメージができてきたでしょうか。