当会の 極刀クラス (キョクトウ・クラス)
『刀をきわめる』というネーミングですが
違います。
意識を極めるレッスンです。
一.【刀を極めるクラスではありません】
刀を扱う武術、その意識を極めるクラスが
極刀クラスです。
その意識は、毎週@曜日に稽古にくるというような
定期的レッスンシステムでなくても
極めることができます。
また、
そのコンセプトは、定期レッスンではないため
一回毎のお申込み(レッスンへの)
一回毎のお支払です。
入会金もありませんし、ご寄付、謝礼、物品購入など
レッスン費用以外の支出はありません。
二. 刀を極めるのではないとすれば.....
刀法を稽古するのは、
身体操作と位置付けています。
即ち、身体の動きや形にフォーカスして稽古するシステムです。
ですから、
即効性ではありません。長年月がかかります。
その期間としては、健康法や精神鍛錬といった
効果も期待できます。
極刀クラスは、そこではなく
身体操作ではなくて
「意識操作」の方です。
意識のレッスンは効き目が即効(生徒さんの意識によっては)
となり、
それは、効果が現実に如実に表れるために
(感覚という面のみならず。ですが)
人によっては、とても腑に落ち、その結果
身体操作(刀法)にも良い影響がでてきます。
その結果
スパイラル的に(螺旋階段的な)上達していくことがあります。
三. 良い面とは反面.....
その意識操作は、
誰もがみなさん、納得できるレッスン法ではありません。
極刀クラスの秘伝、その内容が身につくには
それなりの習得法があります。
その一つの障壁になるのが
"本気ではない"意識です。
カンタンに言いますと、淡々とやれない
どこか不信感があり、その中途半端さな意識が
極刀クラスの意識technicを邪魔していきます。
もっと詳しく言いますと。
「力信仰」、「筋肉信仰」「パーワー・スピード信仰」が
極刀クラスのレッスン、意識操作の習得を邪魔している
場合がほとんどです。
四. 勘のよい人は.....
その意識操作は、ちよっと考えてみれば
身体操作と同じじゃないの?
そういう思いの方もおられるはずです。
その通りです。身体を操っているのは意識ですから
(野生動物なら本能意識)
身体操作も実は意識操作だといえます。
ただ当会のいう意識操作とは
それはそうであると教えるのと同時に
身体の形、角度、遅速緩急そういう皮相に捉われている
ばかりではなく、
その中にある意識操作が@@@ですよ、と教えていくわけです。
身体の前に、その動きについては、
こういう意識が裏面にあります。
そういうことを踏まえて身体操作を行って下さい。
五. 刀法、極刀クラスのレッスンのどちらが先なの?
護身を強く望まれている場合は = 極刀クラスです。
武道がしたかったので居合道を習う = どちらのクラスからでも大丈夫。
健康法として居合道をしたい = 刀法クラスへ
他の武道・武術をある程度おさめている = 極刀クラスがベターです。
自分は非力である。女子の護身を切望 = 極刀クラスがベストです。
高校生以下である = 刀法クラスが無難です。
どちらのクラスでもいい = 入門すること自体考え直してください。
居合の高段者、教えている場合 = 極刀クラスをお勧めします。
居合の初段~三段の方 = どちらのクラスからでも大丈夫。
六. 刀一会のよい点、良くない点は.....
良くない点(個人的な見解ながら)
・飲み会がない(忘年会なども)
・レッスン以外の付き合いは一切とらない
・疑問を聞いてこない生徒さんは、置き去りにします。
・品のない方や横柄な方は、居場所がありません。
・身体にきつい稽古ではない(爽快感がないかも?)
良い点(個人的な見解ながら)
・レッスン以外の煩わしい付き合いをしなくてもいい。
・極刀クラスでは極意伝授している
・入門や退会は全く自由(いつ来なくなってもいいんです)
(極刀クラスは自分の習得したいtechnicにあわせてできる)
・社会的弱者、身体弱者にフォーカスしてレッスンしている。
七. 高校生・大学生・専門学校のかたへ
居合道をはじめたい
その場合、人に言えない質問などあるかと思います。
また、
続けていく自信がないかもしれません
しかし
若い時に始めないと
取り返しのつかないこともあります。
私も茶道は高校2年生からはじめ今現在も続けています
今考えても高校生で入門を決断したのはラッキーだったと
思っています。
居合道をされている方は年配者が多いのも事実です。
しかし当会は
そう考えてはいません。
若いとき
青春時代は
あっという間に過ぎさり、秋風が人生上に吹いてきたら
することも限られてきます
若い方(学生・生徒さん)にこそ居合道を勧めます。