4月になって、新しい子ども達との出会いを前にして、「これだけはやりたい」「やっておくべきこと」を書き連ねておこう。今までの私の実践からの教訓や蓄積をまとめるものだが、これから教員になる人、新しく担任となる人には参考になる、かもしれない。
Tossでも、「黄金の◎◎」といった実践が紹介されている。それもバカにはできない参考例だと思えるが、それだけではもちろんない。
わくわくしながら、連載していく予定である。
①ゴールデンウィークまでに、子ども1人1人の「いいとこ」を探して、家庭に手紙を書く。またはメッセージを送る。電話で伝える。
担任と家庭との隔たりは、私が教員になったころと比べ、圧倒的に大きくなっている。ふだんのつながりが薄いものだから、保護者と担任とが、なにかのきっかけでこじれてしまったら、これだけで1年間を棒に振ることになる。
はじめに、どんな小さなことでもいい、褒める材料を探して、それを親に伝える。全員に!
最初に取り組むこれだけで、まずは「自分の子を認めてくれた」として、プラスの感情をもって担任を受け入れてもらえるだろう。
私は、学級通信とともに、大変だけれども1人1人をじっくり見て、いいとこ探しをするようにしている。もちろん、親との関係だけでなく、それからの担任と子どもとの関係にプラスとなって返ってくる。
②教室を第2図書館とする。
幸いに、私の教室には今、約500冊の本がある。<私がブックオフで買ったもの(ほとんどが108円のもの)、受け持った家庭に「中学に進学したお兄さん、お姉さんが、かつて読んで、そのままにしている本を寄付してください」とお願いして、もらったものが半々>
教室を本だらけにして、いつでも読める空間を作る。教室自体をアカデミックなものにしたいと思ってきたから。
同じ学年の子にも、「いつでも借りにおいで」とする。
③家庭訪問の際に、親への宿題として、「お子さんが今、夢中になっていること、この話題で話せば、目が輝くということを教えてください」というお願いをし、回答を得ること。
担任は、全体を動かすというだけでなく、1人1人とつながっていくことが大切なのは言うまでもない。その子が、今何に興味を持っているのか、何をがんばって(がんばろうとして)いるのかを早急につかむ必要がある。4月現在で、1番子どものことを知っているのは親しかいない。同時に、友だちから、本人からも取材をし、その子とのつながりをはっきりさせる。
④学級通信は私の必須アイテム
私の学校では発行している人が、圧倒的に少ない。だからだめだということはないが、やはりアナログ的なつながりが重要だと思っている私には寂しいものだ。毎週出している人もいたが、中身は「今週の予定」「もちもの」「学習の予定」が中心だった、それもありだとは思うが、私は事務連絡の記事は載せないようにしている。
今年は96号。2日に1回の頻度。あまり号数にはこだわらず、中身で勝負。もちろん親も子も読んで楽しいものにしたい。
だから内容は、子どもの生き生きとした様子、成長の証など、動きのあるもの、私の考えなどとしていきたい。
Tossでも、「黄金の◎◎」といった実践が紹介されている。それもバカにはできない参考例だと思えるが、それだけではもちろんない。
わくわくしながら、連載していく予定である。
①ゴールデンウィークまでに、子ども1人1人の「いいとこ」を探して、家庭に手紙を書く。またはメッセージを送る。電話で伝える。
担任と家庭との隔たりは、私が教員になったころと比べ、圧倒的に大きくなっている。ふだんのつながりが薄いものだから、保護者と担任とが、なにかのきっかけでこじれてしまったら、これだけで1年間を棒に振ることになる。
はじめに、どんな小さなことでもいい、褒める材料を探して、それを親に伝える。全員に!
最初に取り組むこれだけで、まずは「自分の子を認めてくれた」として、プラスの感情をもって担任を受け入れてもらえるだろう。
私は、学級通信とともに、大変だけれども1人1人をじっくり見て、いいとこ探しをするようにしている。もちろん、親との関係だけでなく、それからの担任と子どもとの関係にプラスとなって返ってくる。
②教室を第2図書館とする。
幸いに、私の教室には今、約500冊の本がある。<私がブックオフで買ったもの(ほとんどが108円のもの)、受け持った家庭に「中学に進学したお兄さん、お姉さんが、かつて読んで、そのままにしている本を寄付してください」とお願いして、もらったものが半々>
教室を本だらけにして、いつでも読める空間を作る。教室自体をアカデミックなものにしたいと思ってきたから。
同じ学年の子にも、「いつでも借りにおいで」とする。
③家庭訪問の際に、親への宿題として、「お子さんが今、夢中になっていること、この話題で話せば、目が輝くということを教えてください」というお願いをし、回答を得ること。
担任は、全体を動かすというだけでなく、1人1人とつながっていくことが大切なのは言うまでもない。その子が、今何に興味を持っているのか、何をがんばって(がんばろうとして)いるのかを早急につかむ必要がある。4月現在で、1番子どものことを知っているのは親しかいない。同時に、友だちから、本人からも取材をし、その子とのつながりをはっきりさせる。
④学級通信は私の必須アイテム
私の学校では発行している人が、圧倒的に少ない。だからだめだということはないが、やはりアナログ的なつながりが重要だと思っている私には寂しいものだ。毎週出している人もいたが、中身は「今週の予定」「もちもの」「学習の予定」が中心だった、それもありだとは思うが、私は事務連絡の記事は載せないようにしている。
今年は96号。2日に1回の頻度。あまり号数にはこだわらず、中身で勝負。もちろん親も子も読んで楽しいものにしたい。
だから内容は、子どもの生き生きとした様子、成長の証など、動きのあるもの、私の考えなどとしていきたい。