YOUTH

青春とは人生のある期間ではなく 心の持ちかたを言う
by Samuel Ullman

長門泰孝様のご逝去を悼む

2008年12月04日 | その他
お世話になったかつての上司が29日に亡くなったとの連絡が入った。2日に通夜、3日に葬儀が催された。家族の希望により密葬となったので、参列は遠慮させていただいた。

私がゴルフに邁進したのもこの方の影響が大きい。会社の帰りに良く練習場で一緒にクラブを振ったものだ。一番大きな影響は、仕事に取り組む姿勢であった。それまでの私は、オイルショックやドルショックを乗り切ったスタイルをベースに、部下たちにも目標達成のための活動を強力に進めた。これに対し、元上司は従業員の今の活動ばかりでなく、将来や背景にある家族や環境への配慮を重要視することを教えてくれた。「行け行けどんどん」で家族すら省みず、夜の2時に帰宅し朝の8時に出社した頃のスタイルから、定時で帰社し家族や周辺地域の活動に参加するライフスタイルへの転換であった。この元上司の引き合いにより、東京にある本社での仕事もさせていただいたし、外部団体に出向させていただき、得がたい経験をたくさん積ませていただいた。

死因は腎不全とのことであったが、血糖値も高く脳梗塞の発作も3回経験されていた。

人はいつか死を迎えるのであるが、その前に話しておきたいことがたくさんあったことに今更気づいた。この心の空隙はしばらくの間私の中に存在することになるのであろう。

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