町田ダリア園 撮影の講評

１．表題の作品「暑中お見舞い」

岡本先生には「最初から意図したのか。写真を見て文字入れを考えたのか。」と、痛いところを突かれました。
実は右側が空きすぎていたので文字を入れました。
いいわけを言えば、この花のすぐ左側には支柱があり、これより左にカメラを振ることはできませんでした。一応は背景も考慮したのですが、右の空間は広すぎました。


２．主張

一枚目は105mmマクロレンズにPLフィルターを付け、f2.8で撮影したものです。



二枚目は、装備は同じですが、1ショット目をf8.0に絞って撮影し、２ショット目はf2.8でピントを被写体が広がる方向に外して撮影したものです。
二重露光で花の柔らかさを求めました。

先生のお話では、「柔らかさが十分には出ていない。背景も白系統にすれば効果があったかもしれない。」とのことでした。




３枚目は先生に頂いたサランラップをフィルターにくっつけて撮ったものです。
そのままだと効果がありませんでしたので、少しくしゃくしゃにして見ました。
先生にも「うまく出ましたねぇ」と評価して頂きました。





やがて私も・・・

主題となるはずの大輪の花を後方にぼかし、蕾に着目して撮ったものです。
岡本先生からは「主題が弱い。ピンクの花びらが一筋見えるだけでは魅力的には見えない。もう少し選抜すべきであった。」との講評を頂きました。







他の受講生Ｔ氏が、プリントした写真に透明アクリル絵の具を塗りつけた作品を提出していました。写真に絵筆の凹凸が生じて、なかなかおもしろい雰囲気でした。
ピクトリコプロ・フォトキャンバスペーパーに印刷してこの手法を採用したら、そこそこの仕上がりになるような気がします。
是非トライしてみようと思います。