幾つかの手直しの結果、少しはそれらしい飛びになったFMSP-51。
手直し1、墜落したゼロ戦から出てきたCastleCreationのIce75。これだけで10%以上のパワー感があります。ゼロ戦の時もそうでしたが装着するのはかなりキツキツ。
手直し2、ピッチの変更。
これはユーチューブで検索すれば幾つかやり方が出てきます。皆さん考えることはおんなじですなあ。これで前の10%とあわせて合計20%以上のパワー感を得ました。
以前飛ばしていたGWS製P-51。2009年ごろの写真です。
スパン1メートル弱でしたがフラップを取り付け。
尾輪は操舵出来ませんが引き込みに。フラップサーボにリンケージをしてフラップダウンで尾輪も降りるようにしてました。
フラップサーボは胴体内部へ。
翼をくり抜いて引き込み脚に。
モーターとプロペラはこの当時の同じスパンのゼロ戦に積んでいた物で、同ザイズのゼロ戦との飛びの違いがハッキリと出ましたね。正直に言って低速時の安定性ではゼロ戦よりも勝っていました。上空での機動もなかなかのもので流石は大戦時の最優秀機と言われるだけはある、と納得したものでした。
さて、今のFMSP-51。やはり同サイズのゼロ戦と比べない訳には行きません。今現在の私の勝手な感覚による数値です。私の所有していたFMSゼロを100とした時の値は。
スケール感 120
速度 90
機動性 90
滑空性能 95
低速安定性 100
地上での取り回し 140
スケール感を上にしたのはやっぱり尾輪が操舵可能でしかも引き込まれるから。特に私は引き込み脚に思い込みが強いのです。
速度が若干FMSゼロに及ばないのが難点ですな。2つの改造でマシになったとは言え実機はゼロ戦より優速でしたからゼロ戦以下と言うのは困ります。
ラジエター部が出ているので滑空性は悪いかと思いきや、それほど悪くありません。
低速安定性が700グラムも軽いゼロ戦と大差ないことは驚きですね。
機動性は速度の改善とともにアップすることは間違いありません。
特筆すべきは地上での取り回しですかね。その機体形状もさることながら重心以前に突き出た主脚、可動するオレオサスペンション、操舵可能なテールギヤで離着陸時の地上での安定性は抜群で、ゼロ戦では苦手なラフな草地での発着が容易です。舗装路でもラダーによく反応し着陸後のグランドループに入る確率がゼロ戦よりも断然低いですね。
こうなると確かに速度が改善されればゼロ戦よりも良いフィーリングを得られる筈です。あと簡単に出来る事と言えばバッテリーの質を上げるくらいでしょうか。
今月は何かと忙しく、ゼロ戦の再配備は少し先になりそうですがそれまでこの銀翼で楽しみます。
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