初めてラジコン飛行機を飛ばしたのは20年以上前の高校時代。練習機と呼ばれる高翼のエンジン機は当時全く飛ばせずものの30秒程で墜落大破。しかもどういうわけかだだっ広い河川敷にたった一箇所しかない水溜りに命中。
練習機でさえ飛ばせなかったのに無いお金をはたいて電動のゼロ戦も買っていました。練習機の失敗で私に飛ばせない事は当時分かっていたのでRCカー用のバッテリーを積んで滑走させるだけで遊んでいた事を思い出す。20年以上前のことなのに、それに飛ばせなかったゼロ戦なのに今でも漫画のひとコマのようにプロペラを回しながら道にたたずむその姿は脳裏に焼きついています。
10年ほど前に少しまたラジコン飛行機をかじってみてはやめてを繰り返し、2007年の冬に小型の電動機を飛ばせるようになった事に気を良くして2008年の6月についに念願のゼロ戦を飛ばします。高校時代に買ったものが初代だとしてこれは2代目と言う事になるのかな!
2008年頃
フライングスタイロ製
モーター Axi2212/26
バッテリー Thunder Power 3セル1300Mah 13C
引き込み脚後付
最近は見かけなくなったフライングスタイロですが当時は「こんなにゼロ戦を見事に再現するなんてすごい!しかも飛ぶなんて!」と思っていました。
地上で眺めててうっとり。上空に飛ばしてまたうっとり。
ただ引き込み脚を取り付けたところまでは良かったのですが操縦技術がついてきておらず飛ばしている時間よりも修理している時間の方が長くなる始末。100回を越える飛行で最後の方は自分でも納得の行く着陸が出来るようになりましたが当初のダメージが尾を引き、引き込み脚を諦め手投げ専用に。引き込み脚に思い入れの強い私は機体を大事にしなくなったのか最後は草に翼を引っ掛けて大破、現役を退きました。
2010年頃
3代目GWS製
モーター 友人のコルセアから出てきたものを借用
バッテリー Thunder Power 3セル1300Mah 13C(2代目と同じ)
引き込み脚後付
その造形はさておきモーターをより強力な物に換装しましたので2代目とほぼ同じ大きさ、重量ながら空戦性能は大幅にアップ。折りしも大戦期の連合軍の如くE-fliteなどのメーカーが工場完成品の手軽なアメリカ大戦機を大量に供給した頃と重なりホビー公園では連日の空中戦でした。ほぼ同サイズで引き込み脚も持たない軽量な敵機にも十分な上昇力と速度で渡り合えた事を思い出す。今思うと少し前重心だった事もあって着陸後もふらつくことなく綺麗に滑走してくれていました。
ただ最後は早朝飛行で太陽の中に入れてしまい機体を見失ってしまう。。。気が付いた時には木に接触して墜落、大破。
2011年頃
4代目Escale社製
モーター 400クラスブラシレス
バッテリー Thunder Power 3セル1750Mah 45C
引き込み脚付属
前2代より大型化。それに伴いモーターもバッテリーも大型化。引き込み脚が始めから装着されていた事も私には魅力でした。
2,3代目と比べるとモーターの出力が若干弱く、空戦では苦戦することに。実際一度敵機の急減速に合わせて減速した時翼端失速、立て直せずに墜落させてしまいアメリカ人ギャラリーを大喜びさせてしまった不名誉な歴史もあります。
その後着陸に失敗して引き込み脚を壊し、手投げ専用となってからは次の機体の物色に入り今の5代目に続く事になりました。
どうも私は引き込み脚のあるなしが機体の存続にかかわっているような、そんな気がしますね。
5代目FMS製
翼幅1400ミリ
バッテリー4セル2200MAH
サーボレス引き込み脚ユニット付属
2013年9月より
引き込み脚の不具合とモーターの不具合を除けば上昇力、空戦機動はまずまずです。しかしこのサイズの敵機には未だ公園で会敵しておらず。他のFMS製の敵機の出現を待つこの頃です。
これまでどの機体も2年足らずで引退させてきましたけど今回はもう少し長く所有してゆこうと決意しています!!
2014年9月追記
5代目はエレベータの不具合で操縦不能になるその瞬間まで落としてしまうとは全く思わなかった程安定した飛行を続けていました。
一度は諦めかけましたがメカ類は大丈夫だったので今現在修理工場にて修理中。
6代目FMS製
翼幅1400ミリ
バッテリー4セル2600MAH
サーボレス引き込み脚ユニット付属
現役2014年7月より
前回と同じくFMS製で飴色の21型。
これまで私の所有機で最速にして滞空時間も長い最強の零戦。
修理中の22型と比べると生産された場所が違うのか、細かいところが良く整備されている感じ。修理中の22型は箱から出してすぐモーターや引き込み脚にトラブルを抱えていましたがこの機体には皆無。
しかもバッテリーを強力な130Cディスチャージ、2600MAHに交換。ハイオクガソリンで飛ばしているようなものですな。低速からの加速は目を見張るものアリ。
大事にします。
2015年7月追記
7代目?仕様は5代目と同じ。只今日本で翼を休めております。
恐らく5代目6代目が供給停止の後に破損した場合唯一残るFMS製の機体となりそうです。次の帰国はいつになるやら。
2017年7月追記
初飛行から約4年に渡り飛行を楽しませてくれた22型。最後は息子の操縦で21型と編隊飛行。1、2フライトは息子が離陸から着陸まで自分で行い「親子で零戦を飛ばす」夢が叶います。2機並んでローパス。上昇しつつ旋回。幸せでした。
幸せな時間って長く続かないんですね。3フライト目息子が機位を見失ってしまう。その後墜落の衝撃音…森の中だったのと私の21型もその時だけ少し離れたいたところを飛んでいてどこに落としたか曖昧で搜索するも見つからず。全損となりました。
これでFMSゼロは日本の実家にある22型とうちにある21型のみとなりました。今月帰国予定なので葬い飛行をするつもりですがこっちも大丈夫かな?
2019年2月追記
4年半かけて少しづつ改修を施しつつ飛ばしてきた21型。最後は原因不明のノーコンに陥り視界から消えます。捜索するも見つからず全損となりました。
2019年7月追記
8代目TopRC社製
現役2019年4月より
翼幅2300ミリ
バッテリー14セル5200ミリアンペア
巨大サーボレス引き込み脚
ついに翼幅が私の身長を越えることに。しかも現時点ではこの大きさではまだ珍しい電動機です。
初飛行からしばらく着陸に苦労しました。今現在もまだ訓練中であります。いきなりサイズが大きくなったことで戸惑うことも多いのですが経験者のアドバイスを頂きつつ少しづつ前に進んでおります。
練習機でさえ飛ばせなかったのに無いお金をはたいて電動のゼロ戦も買っていました。練習機の失敗で私に飛ばせない事は当時分かっていたのでRCカー用のバッテリーを積んで滑走させるだけで遊んでいた事を思い出す。20年以上前のことなのに、それに飛ばせなかったゼロ戦なのに今でも漫画のひとコマのようにプロペラを回しながら道にたたずむその姿は脳裏に焼きついています。
10年ほど前に少しまたラジコン飛行機をかじってみてはやめてを繰り返し、2007年の冬に小型の電動機を飛ばせるようになった事に気を良くして2008年の6月についに念願のゼロ戦を飛ばします。高校時代に買ったものが初代だとしてこれは2代目と言う事になるのかな!
2008年頃
フライングスタイロ製
モーター Axi2212/26
バッテリー Thunder Power 3セル1300Mah 13C
引き込み脚後付
最近は見かけなくなったフライングスタイロですが当時は「こんなにゼロ戦を見事に再現するなんてすごい!しかも飛ぶなんて!」と思っていました。
地上で眺めててうっとり。上空に飛ばしてまたうっとり。
ただ引き込み脚を取り付けたところまでは良かったのですが操縦技術がついてきておらず飛ばしている時間よりも修理している時間の方が長くなる始末。100回を越える飛行で最後の方は自分でも納得の行く着陸が出来るようになりましたが当初のダメージが尾を引き、引き込み脚を諦め手投げ専用に。引き込み脚に思い入れの強い私は機体を大事にしなくなったのか最後は草に翼を引っ掛けて大破、現役を退きました。
2010年頃
3代目GWS製
モーター 友人のコルセアから出てきたものを借用
バッテリー Thunder Power 3セル1300Mah 13C(2代目と同じ)
引き込み脚後付
その造形はさておきモーターをより強力な物に換装しましたので2代目とほぼ同じ大きさ、重量ながら空戦性能は大幅にアップ。折りしも大戦期の連合軍の如くE-fliteなどのメーカーが工場完成品の手軽なアメリカ大戦機を大量に供給した頃と重なりホビー公園では連日の空中戦でした。ほぼ同サイズで引き込み脚も持たない軽量な敵機にも十分な上昇力と速度で渡り合えた事を思い出す。今思うと少し前重心だった事もあって着陸後もふらつくことなく綺麗に滑走してくれていました。
ただ最後は早朝飛行で太陽の中に入れてしまい機体を見失ってしまう。。。気が付いた時には木に接触して墜落、大破。
2011年頃
4代目Escale社製
モーター 400クラスブラシレス
バッテリー Thunder Power 3セル1750Mah 45C
引き込み脚付属
前2代より大型化。それに伴いモーターもバッテリーも大型化。引き込み脚が始めから装着されていた事も私には魅力でした。
2,3代目と比べるとモーターの出力が若干弱く、空戦では苦戦することに。実際一度敵機の急減速に合わせて減速した時翼端失速、立て直せずに墜落させてしまいアメリカ人ギャラリーを大喜びさせてしまった不名誉な歴史もあります。
その後着陸に失敗して引き込み脚を壊し、手投げ専用となってからは次の機体の物色に入り今の5代目に続く事になりました。
どうも私は引き込み脚のあるなしが機体の存続にかかわっているような、そんな気がしますね。
5代目FMS製
翼幅1400ミリ
バッテリー4セル2200MAH
サーボレス引き込み脚ユニット付属
2013年9月より
引き込み脚の不具合とモーターの不具合を除けば上昇力、空戦機動はまずまずです。しかしこのサイズの敵機には未だ公園で会敵しておらず。他のFMS製の敵機の出現を待つこの頃です。
これまでどの機体も2年足らずで引退させてきましたけど今回はもう少し長く所有してゆこうと決意しています!!
2014年9月追記
5代目はエレベータの不具合で操縦不能になるその瞬間まで落としてしまうとは全く思わなかった程安定した飛行を続けていました。
一度は諦めかけましたがメカ類は大丈夫だったので今現在修理工場にて修理中。
6代目FMS製
翼幅1400ミリ
バッテリー4セル2600MAH
サーボレス引き込み脚ユニット付属
現役2014年7月より
前回と同じくFMS製で飴色の21型。
これまで私の所有機で最速にして滞空時間も長い最強の零戦。
修理中の22型と比べると生産された場所が違うのか、細かいところが良く整備されている感じ。修理中の22型は箱から出してすぐモーターや引き込み脚にトラブルを抱えていましたがこの機体には皆無。
しかもバッテリーを強力な130Cディスチャージ、2600MAHに交換。ハイオクガソリンで飛ばしているようなものですな。低速からの加速は目を見張るものアリ。
大事にします。
2015年7月追記
7代目?仕様は5代目と同じ。只今日本で翼を休めております。
恐らく5代目6代目が供給停止の後に破損した場合唯一残るFMS製の機体となりそうです。次の帰国はいつになるやら。
2017年7月追記
初飛行から約4年に渡り飛行を楽しませてくれた22型。最後は息子の操縦で21型と編隊飛行。1、2フライトは息子が離陸から着陸まで自分で行い「親子で零戦を飛ばす」夢が叶います。2機並んでローパス。上昇しつつ旋回。幸せでした。
幸せな時間って長く続かないんですね。3フライト目息子が機位を見失ってしまう。その後墜落の衝撃音…森の中だったのと私の21型もその時だけ少し離れたいたところを飛んでいてどこに落としたか曖昧で搜索するも見つからず。全損となりました。
これでFMSゼロは日本の実家にある22型とうちにある21型のみとなりました。今月帰国予定なので葬い飛行をするつもりですがこっちも大丈夫かな?
2019年2月追記
4年半かけて少しづつ改修を施しつつ飛ばしてきた21型。最後は原因不明のノーコンに陥り視界から消えます。捜索するも見つからず全損となりました。
2019年7月追記
8代目TopRC社製
現役2019年4月より
翼幅2300ミリ
バッテリー14セル5200ミリアンペア
巨大サーボレス引き込み脚
ついに翼幅が私の身長を越えることに。しかも現時点ではこの大きさではまだ珍しい電動機です。
初飛行からしばらく着陸に苦労しました。今現在もまだ訓練中であります。いきなりサイズが大きくなったことで戸惑うことも多いのですが経験者のアドバイスを頂きつつ少しづつ前に進んでおります。
私の友人は、三軸ジャイロを離着陸安定装置として設定しています。つまり、ラダーとエレベーターの感度を高く設定しています。確かに彼の飛行機は離陸時にグランドループをせず、まっすぐに美しく上空へ上がっていきます。ただし、離陸したらすぐOFFにしているようです。そのままだとトンボの交尾のようにお尻を振ってしまいます。(笑)
私も以前ヨー軸のみヘリのジャイロをつけて自作の飛行機に乗せた事があります。自作機の特性だったのか、ジャイロがヘリ用だったからか、もしくは私の調整不足だったのかは分かりませんが着陸時の高度ロスが激しくそれ以来敬遠しておりました。
最近公園でもマイクロ機にジャイロを搭載しているのもよく見かける様になりました。かなりの風の中を安定して飛んでいるな~と思いましたし既に零戦に搭載している方もいらっしゃるので迷わずオーダーする事にします(笑)。
ジャイロを積むと離着陸が、とても楽になりました。離陸時は、尾輪が上がってから十分引っ張ってから離陸できます。急上昇せずに浅い角度で離陸して行きます。その時に脚を片方ずつ収納するとかっこいいです!(サーボディレートを使っています。)風が穏やかな日は、上空では、ジャイロをオフにしています。着陸時は、最終旋回を終えて直進に入った時点でオンにしています。
3軸ジャイロとサウンドシステムには大変興味があります。ジャイロを搭載するとやっぱりもっと実機的な飛び方になるのでしょうか?
ともあれコメントどうも有難うございました。!
私もフライングスタイロの零戦から入りました。その頃は、ラジコンの腕がついていかずに初飛行で全壊させてしまいました。あれから5年、今は、FMSの零戦二一型を飛ばしています。パールハーバーの時の赤城搭載機なのでそちらでは飛ばしにくい雰囲気かもしれません。私の愛機は、3軸ジャイロとサウンドシステムを搭載してます。中国製なので、商品に当たり外れがあるので、メカのチェックは、自己責任で行うしかありません。あと、リトラクトの付け根は、金属製の物に交換してあります。国内外のいろいろなメーカーの零戦を飛ばしましたが、一番素直ですね。でも、リアルさでは、フライングスタイロには敵いませんでしたね…