Nasebanaru

アメリカで趣味と生活を綴る

アメリカの医療について思うこと その2

2005-12-07 03:30:15 | アメリカの生活
昨日の記事を読み返してみた。なんかこっちで医者にかかれなかった(かかってこなかった)人間の嘆き節のようになってしまってる。断っておくが、医者にかかれない、というのは間違った表現だったと思うので訂正しておく。高い保険料と診療費が問題なく払える人たちには医者にかかれないなどという文字は存在しないだろう。それに高い高いと文句を言っているのは私だけかもしれない。日本でも収入に応じて健康保険や介護保険料を払っているのだから、ただではないし。何度か保険会社ともけんかしたし、それも引きずっているのかな。そっちの方を書いておこう。日本だと私のいたころは保険証を持っていけば病院では3割負担だったと思う。今は少しあがっているようだが。私はその感覚でいたので、保険を持っていれば、病院に行けば決まって何割かを負担すればよい、と思っていた。だがこちらの保険のシステムは、病院に行ったときには一律大体20ドルから30ドル(2000円から3000円くらい)を支払って、私の診療費の総額はまず、加入している保険屋さんに送られる。そこで私の選択した保険プランに照らし合わせて、保険屋がいくら支払い、残りを私が支払う、という具合で手紙が届く。ややこしいのは、保険に加入するときには教えてもらわなかった、もろもろの保険適用外なるものである。たとえば歯医者。こちらの歯医者にはじめていくと、まずレントゲンを撮られる。そのレントゲンは通常の保険では適用外だ。実費で払うことになるが、それが大体200ドルから300ドル(2万円から3万円)もする。出産に絡む話では、妊婦が楽しみにしているであろう、超音波検診。おなかの中の胎児の写真を超音波の機械で撮影し、それを見ておなかの中の子に思いを馳せることの出来る幸せな検診のはずだが、それも通常は出産保険を持っていても適用外である。だからアメリカ人の友人も、通常3回受けるところを2回にしたとかいう話をしていた。こっちのほうも1回で確か歯医者さんのレントゲン代と同じくらい取られたと思う。そんなことをよく知らなかったから、保険屋さんが負担する額よりも、私が個人負担する額が多いことがたびたびあったときに、何度も保険会社に連絡したものだった。そのたびに一言、「それはあなたの保険ではカバーされておりません」で終わり。そのたびに頭にきて何度保険会社を変えたことか。あれ、また1000文字を超えてる。まだ書き足らないような気もするから、今度その3に続けるとするか。
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