Nasebanaru

アメリカで趣味と生活を綴る

ニューヨークの街を歩きました

2008-12-02 02:44:48 | アメリカの生活
今年2回目のニューヨークは子供と行きました。

サンクスギビングの休みを利用して行ってきました。6月以来になります。子供たちも小さい頃に連れて行ったことはありますが、もう5年も前のことですっかり忘れていましたから彼らにしてみると今回が初めてのニューヨークということになります。

前回の訪問から5ヶ月ほどしかたっていませんが、6月と比べると街の様子が少し違っていました。

まず金融業の会社の派手すぎる宣伝が今回はすっかり影を潜めていました。前回訪れたときは真っ赤な服を着た人たちがおなかと背中に小型の薄型テレビを背負って、その中の何人かはセグウェイに乗って街を練り歩いていましたが、今回は見かけませんでした。今思うとああやって派手にお金を使って販促活動をしていた会社が今税金による救済を受けないといけないなんて複雑な気持ちにさせられます。

街の中心にあるメーシーズなどの百貨店の前の通りは身動きが取れないほどごった返していました。実際これらの店は去年よりも売り上げを伸ばしているらしいです。景気後退がメディアで騒がれていますが、少なくともまだまだ買い物を楽しむ人が大勢いることは事実です。

それにニューヨーカーたちも以前よりもなんとなくやわらかく、親切になったような気もしました。これは私が個人的に感じることなのでまったく根拠はありませんが。

15年ほど前にニューヨークのクイーンズで住んだことがありましたが、そのときはなんとなく街に出てみても殺伐とした雰囲気があったことを覚えています。道行く人に道を尋ねてもまったく無視、ということもよくありましたが最近はそんな感じがだいぶなくなりました。

その日は天気もよく、12月にしては寒すぎることもなく、観光するには絶好の日でした。

子供連れでしたので行動範囲はどうしても狭くなります。エンパイアステートビルと自由の女神をめぐる計画でしたが自由の女神まではたどり着けませんでした。はじめの写真はエンパイアステートビルからの眺めです。天気が良かったのでここから自由の女神を見ることが出来ました。

もしまた行く機会があれば今度は夜に登って夜景を楽しみたいですね。

ビルを降りたときには子供たちはもう歩きたくない、といった具合でかといってホテルに帰るには少し時間が早すぎましたので紀伊国屋書店に寄っていきました。

数年前に今の場所に移転したようです。3フロアを使って書物、雑貨を扱っています。上の階には喫茶店もありました。前回も行きましたが、なかなかの繁盛振りです。アメリカの書店によく見られる形式の自由に書物を手にとって見てゆける形式ですのでアメリカ人のお客さんもたくさん見かけました。

私もそうですが、子供たちも普段見ることの出来ないものばかりが並んでいますのでどれにしようか本当に迷ってしまいました。息子はすぐにお気に入りのアニメ、NARUTOのTシャツと本を見つけてそれにしましたが、娘のほうは散々悩んだ末にかわいらしいシャープペンと手帳を買って行きました。シャープペン?と思うかもしれませんが、今私の住んでいるところでは質、デザインともに良いシャーペンになかなかお目にかかれないのです。(いったいどこに住んでいるのか)

楽しい一日でした。



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