10月23日のトルコの地震(Mw=7.3)ですが、USGS USGS特集、東京大学地震研究所、IRISのまとめ、EMSCの特集ページなどが出されています。トルコの地震と言うと、1999年のIzmitの地震が思い起こされrますが、今回のは、北アナトリア断層の地震では無く、トルコ東部のアラビアプレートがユーラシアプレートと衝突する地帯のいわば、プレート境界地震だった模様です。
EMSCのページにあった、ボスポラス大学(Boğaziçi Üniversitesi)のリンクに余震の震源データがあったので、GMTを利用してプロットしてみました。
左の平面図のA-Bの断面に投影して深さの分布を右に示しています。本震(☆)はUSGSの震央位置とCMT解の深さを使っています。どちらもクリックで拡大。
5kmの深さに震源がかたまっていますが、震源深さの決定精度があまり良くない場合に、震源推定に使った地下構造モデルの速度層境界が出てしまうという話を聞いたことがあります。もしかしたら、それかもしれません。
断層面はあまりはっきりしませんが、北西に向かって傾斜する構造が見えています。プレート境界なのでしょうか?
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