tw-now
地震の事とか書いてきましたが、退職したので一寸変わった内容に。
 



防災科技研のページで、smda2というK-Net、KIK-Net用の波形プロットプログラムを提供している。フィルター処理やら、スペクトル解析やら付いていて、さすがに作る人が作ると良いものをこさえるなぁ。
 もう少し、使い方を勉強してみよう。画面をクリックすると大きくなります。



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たまたま、土木学会のCPDプログラムで見つけ、サイトを見ると事前登録等不要と書いてあるので、参加してみました。立命館大学のグローバルCOEプログラムを進めていく上での学部横断的なシンポジウムという感じなのですが、一般にも公開しているのだろう、と勝手に解釈したけど、よかったのかな。
 シンポジウムの論文集は「歴史都市防災論文集Vol.2」として会場で配布されていました。

 文化財の防災を考えるというのは、単に地震対策や防火対策のことだけではなく、文化財そのもの、あるいは文化財を取り囲む環境に関しての知識が求められる非常に学際的なことだ、ということが良くわかりました。

 全体討論会の際に配られたレジュメによれば、文化遺産災害対策パッケージというのを作ろうとしていて、このために、次の4つの研究プロジェクトが設けられているそうです。
 ①文化遺産の脆弱性、②歴史災害、③防災技術、④防災計画と政策

 この①、②、④がA会場、③がB会場で講演があり、B会場の方を聴講しました。今回の発表では斜面崩壊に関するものが多かったです。

文化財の防災対策は、一般的なそれに比べて目標が高いので、対策工の設計などは大分難しいものになるのか、というのが素人の感想です。

新しく覚えた言葉。
SPH:http://en.wikipedia.org/wiki/Smoothed_particle_hydrodynamics
  関連して、Fluids v.1SPLASHSPHYSICS
Capillary Barrier:http://www.sandia.gov/Subsurface/factshts/ert/capbarr.pdf
  ゆっくりとした浸透の場合は、粒子の粗い砂礫より細砂、粘土の方が耐水しやすく、砂や粘土から接触する砂礫への流れは発生しない。突き固めた土による排水→古墳の版築。鹿児島大学北村教授。

立命館大学の衣笠学舎というと浪人生のころに模擬試験を受けに行って以来だから35年ぶり。当時は広小路から衣笠へ移転が始まったころで、建物も二、三棟しかなかった。


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