都立に入る!

この時期に塾を辞めるのは、是か非か

[2022年10月17日 更新]
都立高校一般入試まで4ヶ月強。
中間テスト結果も出て、次のステップの勉強を進めている時期だろう。

その中間テストの結果が思っていたより悪かった。10月Vもぎ結果が8,9月より下がってしまった。
だから塾を変えよう、塾を辞めようと考える保護者もいるのではなかろうか。

今回は、そんな保護者がどう考えたらいいかを語る。

◆塾に非があるのならすぐ辞めよう
言い方が適切ではないかもしれぬが、塾の授業や課題が時間的・負担になり定期テストのための勉強を満足にさせてもらえないのであれば、都立高校を目指すのなら上策とは言えない。

また授業がヘタで要領を得ない、目的に合った指導をしてもらえないと判断するのなら時間とおカネの無駄。自宅で親が一緒に関わってやった方がいい。
そう考えるのなら塾を辞めるといい。

一方で、塾に非がない場合もある。
例えばお子さんは、塾の指示通りにしているだろうか。
・遅刻や欠席をしない
・宿題や復習は指示通りに遂行する
塾の指導が適切であるにもかかわらず成績が上がらないのであれば、原因は生徒自身にあると考えた方がいい。

だったらやるべきことは一つ。
上記を指示通り行うことだ。それができないのなら塾に迷惑をかけることになるので早々に辞めるか、"お客様"として在籍し続けて月謝を払い続けるか。どちらか選んだらいい。

◆子どもは噓をつく
残念だがこういうケースがある。

生徒が2回連続で塾に遅刻した。前回に遅刻したとき「次は遅刻しません」と生徒自身が宣言したにもかかわらずだ。
当然、講師はその行為を叱る。生徒はむくれて授業もまともに聞かない。

その日、塾から帰った生徒は母親にこう言う。
「塾の先生、教え方がいい加減でよく分からない。他の子もそう言ってた。別の塾に行きたい」
それを聞いた保護者は悩んだあげく、本人の意思を尊重すべく塾を辞める旨を電話連絡した…

親は子がかわいい。子がそう言ってきたら鵜吞みにするかもしれない。
だが保護者はいったん冷静になって、塾側の話も平静な気持ちで聞いて欲しい。その上で改めて子と相談する。それでも辞めさせたいのなら好きにすればいい。

都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ

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