[2021年8月27日 更新]
都立の進学指導特別推進校の合格実績を比較する。
都立高校には
・進学指導重点校(神7とも言う)
・進学指導特別推進校
・進学指導推進校
がある。
今回は真ん中ランクに位置する「進学指導特別推進校」7校を取り上げた。
小山台高校
駒場高校
小松川高校
町田高校
国際高校
新宿高校(単位制)
国分寺高校(単位制)
◆国公立大 合格数
2021年春の入試結果。現役生の合格数をカウントする。
大学校は含んでいない。
国分寺高校 107
新宿高校 101
小山台高校 99
小松川高校 66
駒場高校 66
町田高校 58
国際高校 20
学力レベルの高い高校ほど国公立大の合格数が多い。これが基本。
◆新宿より国分寺の方が合格者数は多いが
同じ単位制の新宿と国分寺を比較しよう。
この2校に限らないが「23区の高校より、多摩地域の高校の方が国公立志向が強い」ということを前提として知っておいてもらいたい。
新宿高校
東京大 1
一橋大 3
東工大 6
北海道大 4
東北大 1
名古屋大 1
九州大 1
お茶の水女子大 2
東京医科歯科大 1
筑波大 9
横浜国立大 10
横浜市立大 1
千葉大 17
都立大 14
東京外語大 7
東京学芸大 8
東京農工大 9
電気通信大 4
埼玉大 5
国分寺高校
東京大 1
一橋大 3
東工大 1
北海道大 2
東北大 1
名古屋大 1
九州大 1
お茶の水女子大 0
東京医科歯科大 0
筑波大 10
横浜国立大 1
横浜市立大 0
千葉大 0
都立大 20
東京外語大 5
東京学芸大 17
東京農工大 6
電気通信大 6
埼玉大 10
中身を見ると、明らかに新宿高校の方がハイレベルな結果を出している。
私立大の合格実績は比べるまでもない。新宿の圧勝である。
新宿高校
早稲田大 82
慶應大 29
上智大 34
東京理大 61
青学大 37
中央大 65
法政大 59
明治大 128
立教大 73
国分寺高校
早稲田大 21
慶應大 7
上智大 12
東京理大 29
青学大 29
中央大 48
法政大 64
明治大 65
立教大 41
今春の新宿高校の合格実績は素晴らしかった。
前年度の国公立大現役合格87名から101名と大幅増。(国分寺は108→107と微減)
2022年度の一般入試、確実に倍率アップするだろうね。
◆国際高校から国立大には行けない
残念ながら、国際高校は理系が弱すぎる。
国公立大実績はかんばしくない。国公立大に行きたいのなら、国際高校は辞めておきなさい。東京外語大、国際教養大を狙うならかろうじて可。
海外の大学に行く方が多いのが国際高校である。
参考までに。
文京高校 38
豊多摩高校 36
この2校にも現役国公立大の合格数は負けている。
文京は進学指導推進校ですらないからね。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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