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都立入試 現代仮名遣いに直す問題が出る

[2023年6月23日 更新]
古文を現代仮名遣いに直す。中学校の定期テストでもよく出るが、都立高校入試でも出るようになった。

以下は2019年度の都立入試国語で出た問題。
文中の-線を付けたア~エのうち、現代仮名遣いで書いた場合と異なる書き表し方を含んでいるものを一つ選び、記号で答えよ。

◆過去14年間で4回
2020年度
2019年度
2017年度
2016年度
に出題されている。

たとえば2019年度の選択肢は
 ア 惟喬の親王と申すみおはしましけり
 イ 枝をおりて、かざしにさして
 ウ はるの心はのどけからましとなむよみたりける
 エ その木のもとは立ちて

正解はもちろん「ア」
現代仮名遣いでは「おわしましけり」となる。

実は4回ともハ行転呼音。ハ行をワ行音で発音するもの。
は → わ(2019年)
ひ → い(2020年)
ふ → う(2017年)
へ → え
ほ → お(2016年)

ここ8年間では4回。2021~2023年度は出ていない。2024年度入試で出てもおかしくない。
ずばり「へ → え」と発音する問題と見ているがどうだろうか。

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