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5/7から中学校が再開しない場合、受験生は何をすべきか

[2020年4月24日 更新]
 5月も学校が再開しなかったら、どうやって過ごすべきか。
中学3年生のキミは考えておいてほしい。

私は「5月7日から中学校が再開しない」と踏んでいる。
そうなればさらに1か月間、好きなだけ勉強ができる時間が取れる。そう考えたい。

4月もあと1週間で終わるが、キミは今までどう過ごしてきただろうか。
 a.学校から与えられた課題をやってない子 
 b.与えられた課題をやった子 
 c.課題以外にがんがん勉強した子 

aは3月時点より-10。bは3月時点より+5。cは3月時点より+10。
数字で表すとそんなものだろう。

注目してほしいのはその差。
差はざっくり高校受験時の差だと思ってほしい。
偏差値が20違う人とは、まちがいなく話が合わない。お互いにとって別世界の宇宙人である。

◆やるべきは予習
自分一人では勉強しにくいかもしれないが、数学なら乗法公式・因数分解までは最低でも、できれば平方根までは終わらせておく。
塾に通っているのなら、塾の先生を活用して終わらせよう。
英語と数学は学校再開後、急ピッチで授業が進むと私は読んでいる。

◆夏休みはないと思え
夏休みの予定も変わるだろう。
兵庫県小野市は「夏休みなしで授業をすること」を宣言している。夏までにコロナ騒動が収まった場合だ。
東京でも夏休み短縮は間違いない。
となれば、例年は理科社会の総復習が夏休みにできたのだがそれがかなわなくなる。

だが、キミたちが今考えるべきは「1学期の通知表で最高の結果を残すこと」だ。
社会も予習はできる。歴史は教科書を読んで、自力で終わらせることが望ましい。
近・現代史(=明治以降)は必ず都立入試で出される。
覚えることは多いが面白い時代でもある。
時間はまだある。じっくり、だけど確実に歩みを進めよう。

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