[2020年9月22日 更新]
公立高校入試で漢字の読み書きが何問出ているか。
また、国語の総得点の何パーセントを占めるかを集計した。( )内だ。
今回は首都圏のみ。
◆実は東京は漢字の比重が大きい
神奈川県 4問（8％）
埼玉県 5問（10％）
茨城県 6問（15％）
群馬県 8問（16％）
千葉県 9問（18％）
山梨県 10問（20％）
栃木県 10問（20％）
東京都 10問（20％）
東京と山梨、栃木は読み書き5問ずつで20点。
神奈川は漢字の書き問題はない。
センター試験のように例文で使われているものと同じ漢字を選択する問題だ。
この問題が4問あるので、漢字問題は8問16％と考えられる。
あくまで2020年度入試だけであり、によって変わる可能性もある。
ちなみに東京は読み、書きが5問ずつ。これは昭和30年代から変わっていない。安心なされよ。
◆解いてみよう
では実際に解いてみよう。
カタカナを漢字に。漢字をひらがなに直そう。
・埼玉県
(1) 偉人の軌跡をたどる。
(2) 屋上から市街を眺望する。
(3) 穏やかな口調で話す。
(4) 練習のコウリツを上げる。
(5) 果実が真っ赤にウれる。
難しい問題はない。
都立高校受験者で平均点以上を狙うなら全問正解したい。
・栃木県
(1) 地域の発展に貢献する。
(2) 朝日に映える山。
(3) 友人の承諾を得る。
(4) まぶしくて目を背ける。
(5) 地方に赴く。
(1) 歴史をケンキュウする。
(2) 図書館で本をカリる。
(3) 意味の二た言葉。
(4) 費用をフタンする。
(5) 会話コウザに参加する。
都立入試と違い一文が短い。文の中からヒントを見つけるのが難しい。
とは言え、レベルは都立と同等かやや易しめだ。
都立の漢字をやりつくしたのなら、他県の入試問題をやってもいい。
＜過去記事：2020年度都立入試 国語の漢字は繰り返し出たのか＞
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