2022年度向け 都立高校受験の基本<3>

[2021年5月15日 更新]

今回は都立高校一般入試の出願時期についてお話しする。

2022年度はまだ発表されていないので、2021年度のものである。

毎年、多少の日にちのずれはあるが仕組み自体はほぼ変わらない。

ただし今春から出願方法が「高校への持参」から、「中学校からまとめて郵送」に変わった。これは2022年度も継続されるだろう。

なお2021年度の入試日程カレンダーは過去記事にある。

＜過去記事：2021年度 都立高校入試の日程【最新版】＞

◆出願する学校は1月下旬に確定でよい 

出願締め切り　2月4日

願書取下げ　2月12日

願書再提出　2月15日

入試　2月21日

ちょっと上のレベルのA高校にしようか。より安全なB高校にしようか。

こういう迷いは必ずといっていいほど起こる。

それを確定させるのは出願時でよい。

2021年度でいうと1月29日から2月4日までの出願期間に願書が届くよう、中学校に提出すればいいのだ。

もっとも中学校は「早めに提出するよう〆切を早める」ことが多かった。

早い所だと1月22日に出すように指示されていた。推薦入試すら受けていない時期だ。

願書にミスがないかを確認したり、絶対に〆切に届くよう早めに発送したりするためだろうが、「推薦入試の結果(2月2日発表)を見て、確定させたい」という子もいるだろうから、中学校はもう少し余裕を持ってもいいのではないかね。

まぁ「この時期にうだうだ迷うな。とっとと決めろ」と思う気持ちもわからんではない。

聞きなれないのは「願書取下げ」と「願書再提出」だろう。

都立高校一般入試では、いったん願書をだして倍率が発表された後、違う都立高校に出願先を一度だけ変更できる制度がある。それが「願書取下げ」と「願書再提出」

その手順は過去記事にある。

一昨年の記事だが、内容はほぼ同じ。

＜過去記事：2020年度 都立高校入試の仕組み<9>　願書の再提出＞

2022年度のものが公表されたらまた記事にする。

まずは、1月半ばには一般受験する都立高校を確定させること。と理解してもらえればいい。

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