[2021年10月27日 更新]
2022年度の都立高校、第1学年生徒の募集数は40,390人。
過去5年分の募集人員は以下の通り。( )内は公立中学校3年生の数。
なお中学3年生のうち20%強が私国立中に進んでいる。
2022年度 40,390人 (78,071人)
2021年度 39,250人 (74,642人)
2020年度 40,470人 (76,989人)
2019年度 41,695人 (78,159人)
2018年度 41,935人 (78,840人)
2017年度 42,465人 (79,731人)
募集クラス数は以下の通り。( )内は1クラス当たりの人数。
2022年度 1,033(39.10)
2021年度 1,004(38.25)
2020年度 1,035(39.10)
2019年度 1,067(39.08)
2018年度 1,073(39.01)
2017年度 1,087(39.07)
2021年度 1,004(38.25)
2020年度 1,035(39.10)
2019年度 1,067(39.08)
2018年度 1,073(39.01)
2017年度 1,087(39.07)
東京都の出生数は増えている。
現在の高校1年生の代は、出生数96,808人だった。11年連続で10万人を割っていた。
だが現在の中3以下の年代は、各年10万人を超えている。
2019年度の全国の出生数は865,234人。うち東京都は101,745人。
なんと12%が東京生まれだ。
◆なぜ都立は高倍率になるのか
公立中学校から高校に進学するのは98~99%
2021年春の卒業した中3の高校等の進学率は前年度と同等の98.52%だった。
しかし東京都は都内公立中学卒業者の95%が高校進学すると計算。
その59.6%を都立高校の定員とすると、東京私立中学高等学校協会と協議した(これは毎年やってる)
実際は80%弱の公立中学3年生が都立高校を志望しているのに、だ。
東京には私立高校がたっぷりあり、そちらに生徒を回さないと(人気のない)私立高校から文句が出るので、上記のような割合で定員を設定している。
結果として東京都が、日本でいちばん公立高校に入りづらい都道府県になっている。
生徒が集まらない高校は、集める魅力がない・魅力を発信できていないからだ。
生徒集めが成功している方策が「共学化」と「大学附属にすること」ばかりだが、この傾向はまずます続くだろう。
古くは渋谷女子高校(現 渋谷教育学園渋谷)。順心女子高校(現 広尾学園)や戸板女子高校(現 三田国際学園)や日本橋女学館高校(現 開智日本橋学園)。昨年度から村田女子高校も共学化された。あの広尾学園小石川だ。
受験生の集まらない私立男女別学校の共学化は今後も続くと予想する。
交通の便も良い神田女学園などは共学化したら人気出るんじゃないかな。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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