都立に入る!

2022年度 都立高校の募集定員が決定

[2021年10月18日 更新]
10月15日、都教育委員会は2022年度の都立高校募集人員を発表した。

◆募集停止は4校
両国高校と大泉高校が2022年度に募集をしないことは公表済み。附属中学校を持つ都立高校は白鴎のみが募集を継続する。
その白鴎も2022年春の募集が最後。来年4月以降は附属中学校のある都立高校は受験できなくなる。

また田柄高校(外国文化コース)と五日市高校(ことばと情報コース )も、募集を停止する。両校とも定員割れするような残念な学校なので仕方ない。
もっとも田柄高校は、普通科でも男女とも定員割れ。分割後期・二次募集でも集まらず。外国文化コースともども三次募集まで実施した。

田柄は
 普通科 3クラス
 普通科(外国文化コース) 2クラス
だったのを「普通科 5クラス」に改編する。いや多いだろう。
4クラスでも下手すりゃ定員割れだ。受験にならん。

◆募集増加は32校、33クラス
普通科は28校、
竹早、千歳丘、広尾、杉並、竹台、大山、飛鳥、墨田川、足立新田、足立東、淵江、葛飾野、片倉、富士森、府中西、拝島、小川、日野、東村山西、福生、清瀬、久留米東、武蔵村山、永山、秋留台、田無、翔陽、上水。

総合学科が3校。世田谷総合、町田総合、東久留米総合
そして赤羽北桜(保育・栄養科)が2クラス増、これは嬉しい。

太字は2021年度一般入試で全入だった高校。4校ある。

このうち2020年度入試で1クラス減だった高校。つまり今年もとに戻った高校は、
千歳丘、杉並、足立新田、淵江、葛飾野、富士森、府中西、日野、東村山西、福生、清瀬、秋留台、田無、秋留台、田無、翔陽、上水、町田総合。
この18校。
他に工業が5校、商業が3校で1クラス減になったが、来年度入試では変更がなく減ったままだ。

◆竹早、広尾は倍率が下がる
竹早高校の一般入試実倍率は下記の通り。
  2018→2019→2020→2021年度
男子 1.59→1.17→1.51→1.63
女子 1.80→1.38→1.91→1.92
2019年度は7クラスで、他の年は6クラス。来年2022年度に7クラスになる。
きれいにクラス数が増えた年度(太字)は倍率が下がったのが分かろう。

同様に広尾は、
  2018→2019→2020→2021年度
男子 2.08→1.55→1.84→1.61
女子 2.00→1.52→1.80→1.89
同じ傾向が見えよう。
まず間違いなく、来年度の竹早・広尾は実倍率が下がる。

とは言え両校は人気校である。せいぜい2019年度と同等くらいだろう。
定員割れなどはまずない。
竹早、広尾を目指すならフンドシを締めてかかること。

都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ

現役塾講師が教える 都立高校に受かるためだけのサイト。
都立入試・受験情報を無料で教えます。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「都立の入試制度」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事