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都立高校入試理科の法則<6> 大問4では何が出るか

[2022年12月23日 更新]
今回も都立入試の理科の出題傾向を説明する。
過去記事都立高校入試理科の法則<5> 大問6では何が出るか

今回は、生物分野が出る大問4について。

◆正答率はまずまず高いが 
大問4の正答率は過去8年間で以下の通りに推移している。
 2022年度 59.8%
 2021年度 59.8%
 2020年度 42.3%
 2019年度 50.9%
 2018年度 60.7%
 2017年度 53.0%
 2016年度 44.8%
 2015年度 75.7%


2020年度と2016年度の正答率が低い。
2016年度は他の問題も正答率が低く平均点が50.6点だった。
50.6点は学区撤廃後の2003年度入試以降で、最低の理科平均点である。
2020年度の平均点も53.4と低めだった。
2022年度と2021年度が同じでほぼ6割。


大問4は、難しい問題もあるが「知っていれば解ける問題」が多い。
蒸散の問題以外では、計算はほぼ不要。
偏差値50以上を目指すのなら、大問4は最優先でマスターすべきである。

◆出題傾向はバラバラだが

植物の問題が多いことに気付くだろうか。

「動物」だと消化酵素、だ液でデンプンを分解する実験問題がよく出る。
2021~2022年度は植物だったので、2022年度に出る可能性はある。
消化酵素の働きが2013・2017・2020年度と3,4年ごとに出ており、次回2023年度も出る可能性は十分だ。

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