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妙見の森ケーブル
総延長666m、標高差229m、平均勾配20°(363‰)、最急勾配23°(424‰)
12月3日でケーブル、リフト、バーベキューテラスなどの関連施設が全て営業終了となる能勢妙見の森に行って来ました。今回も米原方面の見学などでお世話になっているHさんの引率で、他にも何箇所か見学スポットがあったのですが、メインの妙見の森と能勢妙見山についてご紹介しておきます。
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Hさんご紹介の「のせでん妙見の森1 Day Free Pass」(上)
1600円で阪急、能勢電の全線と妙見の森ケーブルとリフトに乗れるほか
クーポンで開運ステッカー(下)なども頂ける超お得な切符だった
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日生中央から山下に向かう電車の正面車窓
山裾にびっしりと住宅地が広がっている
能勢妙見山にはもちろん能勢電で向かいますが、妙見口に行く前に(私にとって)未乗区間の山下~日生中央に乗車します。車窓からは山裾までびっちり家が立ち並ぶのが見えるのですが、高齢化や人口減少が進んだ時こういった町がどうなるのか、わが町のイメージと重なってちょっと余計な心配をしてしまいました。
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能勢電妙見口駅 能勢電の運行は基本は川西能勢口~日生中央の直行が基本で
山下~妙見口は2両の折返し運転となる
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妙見の森ケーブル黒川駅までは往路は阪急バスを利用したが、復路は徒歩で20分弱だった
廃止が近いせいか、平日にも関わらず結構な人出で、
通常は20分に一本のケーブルカーにも臨時便が出ていた
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リフト乗り場付近の展望台からの景観
山が連なって川西能勢口から8km程度とは思えない
ケーブル山上駅から200m程歩いてリフトのふれあい広場乗り場に向かい、延長560m程のリフトで妙見山駅に向かいます。このリフト、標高差約95mでケーブル程標高差はありませんが、結構乗りでがあってお得感がありました。リフトの妙見山駅から本堂まではさらに700m程坂道を歩きます。
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妙見山入口にある鳥居 鳥居はあるが妙見山は日蓮宗の仏教寺院
説明によると鳥居は結界を示すもので、神社特有のものでは無いとの事
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参道途中にある「星嶺」と称する信徒会館
中には天女の様な神様が祀られていた
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「星嶺」の近くの展望台からは大阪湾を望むことが出来た
ホームページによると能勢の妙見山は「運命を司る北極星を祀る北極星信仰の聖地」だそうで、上写真の星嶺という建物も、頂いた開運ステッカーも星をかたどったマークになっています。今まで不運が続いた・・・ということはないとは思いますが、これからも平穏な「運」が開けるように、(柏手を打たず)にお参りをしてきました。
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開運殿とも称される本殿 もちろん柏手は打ちません
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寺務所の前に保存されていた、2019年まで運行されていた阪急バスの停留所標柱
今回ケーブルとリフトが廃止されると公共交通機関でのアクセスは出来なくなってしまう