摩耶山ケーブルカー 延長0.9km、標高差312m
摩耶ケーブル下駅までは六甲道や三ノ宮から市バスが直通する
摩耶ケーブル下駅までは六甲道や三ノ宮から市バスが直通する
ケーブルカーは日本語では鋼索鉄道といって名前からして立派な鉄道の仲間ですし、ロープウエイも索道といってこちらも鉄道事業法に従って運営されている鉄道の仲間という訳で、今回はケーブルとロープウエーで摩耶山、六甲山に行って来ました。
先ずは三ノ宮から神戸市バスで摩耶山下に向かい、摩耶ビューラインで摩耶山(標高702m)へ。 この摩耶ビューラインは麓の摩耶ケーブル駅から途中の虹の駅までがケーブルカー、虹の駅から山上の星の駅まではロープウエーになっていますが、両者共に1995年の阪神淡路大震災の影響で運休になっていたものを2001年に復旧、現在は神戸市都市整備公社が運営しています。 この摩耶ビューラインはホームページでペーパークラフトも公開されていますので、お好きな方はどうぞ。
摩耶山ロープウエー 延長0.9km 標高差222m
ゴンドラは「ひこぼし」(写真)と「おりひめ」、山上駅は「星の駅」と全て星に関係した名称
山上の展望広場は掬星台(きくせいだい)といって、本当は夜景が有名なのですが、この日は夜のお楽しみが他にあったので、昼の景色で我慢?します。 今一つクリアではなかったのですが、梅田のビル街やあべのハルカスなどもなんとか確認できました。
大阪方面
神戸方面
摩耶山星の駅からは六甲摩耶スカイシャトルバスで六甲ケーブル山上駅に向かいます。 因みに位置関係としては六甲山が東側で摩耶山が西側なのでバスは東に向かって走ることになります。 六甲摩耶スカイシャトルバスという名前から尾根道を走るドライブウエーを期待したのですが、残念ながら車窓風景はイマイチ。 20分程で今度は六甲ケーブル山上駅に到着します。
レトロな六甲ケーブル山上駅の上にある天覧台からの景色
いささか柱が丈夫すぎるような気もするが鳥の模型が飛んでいる・・・
こちらもやはり夕景や夜景が美しいようですが、前述の理由でいささか残念ですが山を下りることにします。
六甲山ケーブルはなんと2両連結。 平日にもかかわらずそこそこの乗客だったので、休日はもっと賑わうということでしょうね。 ちなみに写真は恥ずかしいので掲載しませんが、六甲ケーブル下駅では六甲摩耶鉄道職員の制服や制帽、作業服等を着て写真が撮れます。 子ども用だけだけでなく大人用もありますよ。
六甲山ケーブルは山上側は一般車だが、山下側はオープンな展望車になっている
延長1.7km 標高差493m
車内前面右側に見えている白クマは六甲ミーツ・アート2016のオブジェ
車内前面右側に見えている白クマは六甲ミーツ・アート2016のオブジェ