開業前に駅で配布されていたパンフレット
「うれしい夏の便りをのせて」「VIEW COUNTRY KOSEI」のキャッチコピーが懐かしい
今年は地元を走るJR湖西線開業50周年ということで、各所でイベントが実施されていますが、このブログでも我が家の収蔵品?の中から湖西線関係のものをピックアップしてみました。
冒頭のパンフは当時駅に置いてあったものでA3サイズ2つ折りで、中面が見開きの時刻表と路線案内、裏表紙が運賃表と有人・無人を含む駅のサービスが掲載されています。中身をちょっと見てみました。
時刻表の一部 開業当時は湖西線の列車は普通と新快速のみ
急行や特急が湖西線経由となるのは1975年3月のダイヤ改正以降
また、敦賀行は気動車で運転されていた
沿線観光案内の一部、西大津、叡山、雄琴駅はその後改名されている
また、のちに堅田~和邇間に小野駅が設置された
運賃表 叡山~唐崎は30円となっているが、今は150円で5倍
駅のサービスの一覧 唐崎駅も開業当初は駅員無配置駅だったようだ
こういう探し物は、すぐ他のものにも目移りして時間があっという間に過ぎてしまうのですが、日本鉄道建設公団のパンフ(これはB5サイズで全8ページ)も出てきました。
こちらは何時何処で入手したのか記憶がありませんが、工事中の写真や湖西線建設の目的や期待される効果などが書かれていました。環境問題や人口減少といった閉塞感の漂う今とは大きく違う、日本が右肩上がりの時代の話ですね。
上の写真は現在の小野駅付近の当時の姿 住宅が並ぶ今の姿とは大違いだ