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雪景色を満喫、早春の函館・津軽旅行 帰り掛けの駄賃編

2024年03月13日 | 撮り鉄
相鉄西谷駅から横浜方面を見る 一番左がJR・東急線直通羽沢横浜国大方面
中央の複線は横浜方面への相鉄本線、一番右はJR・東横線から海老名方面

今回の旅行の帰路、東京で下車して行き掛けの駄賃ならぬ帰り掛けの駄賃で相鉄(相模鉄道)直通線(鶴見~羽沢横浜国大)に乗車してきました。
JRの相鉄直通線は2019年の開業で、JRが既設の東海道貨物線横浜羽沢貨物駅までの線路と新設された羽沢横浜国大駅の間に約1kmの連絡線を建設し、相鉄が相鉄本線西谷駅と羽沢横浜国大駅の間を建設(西谷~新横浜の新横浜線の一部)してJRと相鉄の相互乗り入れを可能にしたものです。営業キロ的には鶴見~羽沢横浜国大の8.8kmとなっていますが東海道貨物線の鶴見には旅客ホームは無いので実際に鶴見から乗車することは出来ません。先ず東京から横須賀線で武蔵小杉に向かい、武蔵小杉で相鉄線直通列車に乗り換えることにします。

武蔵小杉駅の掲示物、一番下が相鉄直通線
今回乗車した13:53発相鉄線海老名行きはJR233系だった
次の停車駅である羽沢横浜国大(14:11着)まではノンストップ

とにかく武蔵小杉で乗車した後は羽沢横浜国大までノンストップな上に、鶴見から先、横浜羽沢貨物駅付近までは地下トンネルなのでただ乗っているだけですが、本来は貨物線なので当然といえば当然というものの、結構都心なのに駅も無い「地下鉄」は少し勿体ない気もしました。

羽沢横浜国大からは相鉄線になり、2分で相鉄本線の西谷(にしや)駅に到着します。(冒頭の写真)西谷駅は海老名~横浜の相鉄本線と、羽沢横浜国大からのJR線、新横浜から東急線に接続する新横浜線のジャンクションになっており、長編成の通勤列車が頻繁に発着して非常にダイナミック。前日までは津軽のローカル線に浸っていたので、同じ鉄道とは思えないほどのギャップがあります。

西谷駅の案内板 一番下が東急線と直通する相鉄新横浜線で渋谷や目黒に直通
緑の線がJR直通線で新宿、池袋といった駅名が並ぶ
羽沢横浜国大の新横浜側にあるJRと相鉄新横浜線の分岐
中央の複線トンネルが相鉄新横浜線で東急線に、両側の線路がJRと接続する

最後にもうひとつおまけ。東京駅から武蔵小杉に向かう際、総武・横須賀線の東京地下駅で、定期運行からの引退が噂されている255系を見ることができました。
オハ33、旧東急7000系が現役の津軽の鉄道と、この255系がもう役割を終える東京・・・何となく納得できないような、そんな気分で今回の旅行を終えることになりました。

JR化間もなく登場したBOSO VIEW EXPRESS 255系
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