少年トッパ

<2023年1月13日・14日公開作> 『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』『そして僕は途方に暮れる』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!

『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』 <シネマトゥデイ>
ハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行を告発した記者たちによる回顧録の映画化。主演は『ルビー・スパークス』のゾーイ・カザンと『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガン。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ伏見ミリオン座イオンシネマ名古屋茶屋

『そして僕は途方に暮れる』 <シネマトゥデイ>
『愛の渦』『何者』『娼年』などで知られる三浦大輔の新作。舞台演劇の映画化だそうです。主演はKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋/伏見ミリオン座イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ名古屋茶屋

『映画 イチケイのカラス』 <シネマトゥデイ>
裁判官が主人公の人気TVドラマの劇場版。主演は竹野内豊と黒木華。このドラマは見ておりました。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『消えない虹』 <シネマトゥデイ>
刑事責任を問われない14歳以下の少年少女が引き起こした事件をめぐるヒューマンドラマだそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『ノー・セインツ 報復の果て』 <シネマトゥデイ>
ポール・シュレイダー脚本作。出所した殺し屋が主人公のバイオレンスアクションのようです。
※上映館/シネマスコーレ

『a20153の青春』 <シネマトゥデイ>
劣悪な家庭環境で育ちながらも必死で生きようとする青年の運命を描いたドラマだそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『世界は僕らに気づかない』 <シネマトゥデイ>
複雑なバックグラウンドを持つ青年の苦悩を描くドラマだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『妖怪ウォッチ♪ ジバニャンvsコマさん もんげー大決戦だニャン』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

『モリコーネ 映画が恋した音楽家』 <シネマトゥデイ>
※上映館/伏見ミリオン座

『愛国の告白 沈黙を破るPart2』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

『JSB3 LIVE FILM / RISING SOUND』 <シネマトゥデイ>
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのオンラインライブをリミックスした劇場版、だそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●リバイバル&特集上映

<没後60年 ジャン・コクトー映画祭>
※上映館/名古屋シネマテーク

『おばあちゃんの家』デジタル・リマスター版
※上映館/名演小劇場

『ランユー』4Kリマスター版
※上映館/シネマスコーレ

大須シネマシアターカフェに関しては、例によって各自でチェックしてくださいませ。

*     *     *

●観た映画

『非常宣言』※オススメ
テロリスト(というより愉快犯)によってウイルス汚染された飛行機が舞台のパニック映画。機内の状況、それに地上の様々な場で事態を解決しようする刑事や政治家などの奮闘が交互に描かれます。
<以下ネタバレ>最初から犯人は分かっているので、そういう面での謎解き要素はナシ。しかも犯人は割と早く死んでしまうし、犯行動機もさほど奥深いものではないことが早々に判明します。なので物語の推進力は「この難局をどうやって乗り越えるか」という一点に絞られます。
ただ、この映画が素晴らしいのは、問題解決の先までを描いていること。何とか着陸できそうだと分かったものの、その後「着陸することの正当性」が問われるわけです。
着陸すれば地上にウイルスを持ち込むことになるので、それを阻止しようとするデモが起こっており、その一方で、乗客の家族などは着陸を一心に願っています。さあ、どうする、という展開。うーん、これは難しい。
最終的には無事に着陸してほぼハッピーエンド(とはいえ、かなりの死傷者が出てますが)になるわけですが、「自分ならどうする」ということを深く考えさせられました。
ちなみに、この映画の中には日本の自衛隊が飛行機を威嚇する場面があります。これ、実際には現実的ではないですよね? 相手は民間機で、一般市民がたくさん乗っているわけだから。
でも、韓国の人々には、これからの日本は民間機相手でも領空侵犯したら容赦なく攻撃する、と思われているのかも。そして、その考えは案外間違っていないかも……なんてことも考えてしまいました。

『恋のいばら』※オススメ
ある男の恋人と元カノが奇妙な形で親交を深めていく物語。いかにも城定秀夫監督らしい内容にも思えますが、18年ぐらい前の韓国映画『ビヨンド・アワ・ケン』のリメイクだそうです。
最初は元カノに警戒心を持っていた今カノですが、徐々に打ち解け、親密な関係になっていきます。こういう展開、大好き。元カノを演じる松本穂香と今カノを演じる玉城ティナはどちらもハマリ役で、何とも理想的な組み合わせ。
『ひよっこ』が好きだった者としては、やっぱり松本穂香にはメガネがよく似合う、と改めて思いました。そういえば城定監督もメガネ好きですよね。

『ファミリア』※オススメ
海外から来た人々にとって現代の日本社会がいかに生きづらい場所であるかを如実に描いた作品。もちろん、日本で生まれ育った者たちにとっても今の日本は生きづらい場所ですが、その何倍もの苦労や辛酸を彼ら彼女たちは強いられているわけです。
ちなみに、この映画の舞台は豊田市だそうです。実際に豊田市でロケしたそうなので、そのあたりに住んでいる方なら知っている場所が出てくるかも。

●読んだ本

『それでも映画は「格差」を描く』町山智浩
『愛じゃないならこれは何』斜線堂有紀

●お気に入りor気になるMUSIC

For Tracy Hyde『Hotel Insomnia』

なきごと『NAKIGOTO,』

椎名林檎『百薬の長』

大橋トリオ『ohashiTrio collaboration best -off White-』

*     *     *

1月スタートのTVドラマの1回目、あれこれ見ました。今シーズンは『silent』や『エルピス』のような野心作は見当たりませんが、安藤サクラ主演・バカリズム脚本の『ブラッシュアップライフ』はなかなかの面白さ。
「今の知識や経験値を持ったまま若い頃に戻って人生をやり直した」と夢想することは誰もが一度はあるでしょうが、それが実現したらどうなる、という展開です。どうなっていくのか楽しみ。
妻夫木聡が闇医者を演じてるのとか、北川景子が弁護士の教官を演じてるのとか、菜々緒が現代社会に生きる忍者を演じているのとかは、悪くはないけどいまひとつ。時間があれば2回目も見ようと思ってますが、見ないかも。
『警視庁アウトサイダー』の2回目は見ました。面白いけど、ちょっとコミカル方面に行きすぎじゃない? まあ、それはいいけど、野波麻帆の出番が少なすぎ。もうちょい増やしてくれなきゃ。
アニメでは『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』『久保さんは僕を許さない』『スパイ教室』の3本を見ました。すんません、基本的に美少女アニメが好きなんです。たぶん、どれも見続ける予定。

ここんとこ、毎日のように値上げのニュースが報じられますね。マクドナルドのコーヒーも100円から120円に上がるってことで、ちょっと切ない気分。少し前まではコーヒーとアップルパイで200円だったのに、いつの間にかアップルパイが120円になってて、今度はコーヒーまで。トホホ。

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