ちなみに、評判になっている濡れ場は、確かになかなかのものです。えーっと、ビーチクって言うんでしたっけ。それも拝めます。もちろん、坂井真紀の。色も形状も可愛らしゅうございました。
※お気に入り度→★★☆☆☆
※公式サイト→http://nonko36.jp/
主人公のノン子は売れないアイドルだったが、今は引退して親元で暮らしている、という設定。鬱屈した想いで毎日を過ごす姿には共感できるし、自転車で走りながらゴミ箱や看板を蹴っていく気持ちも、すっかり負け犬人生を送ってる僕にはイヤと言うほど理解できる。ただし、共感はできても魅力は感じられない。どんどん暗澹たる気分になっていくだけだ。肝心の「元アイドル」という設定も、上手く活かされているとは思えない。
ノン子のもとに転がり込む青年は、縁日でヒヨコを売るために地元の顔役(演じるのは津田寛治!)に頭を下げ、許可を得ようと必死になる。しかし、どうしてそこまで必死になるのか、観客には不明確なままだ。結局、「なんとかなる」と思ってヒヨコを仕入れた青年は、許可を得ていないまま縁日に乗り込む。しかし顔役に頑として拒まれ、頭に血が昇った青年はチェーンソーを振り回して大暴れ。それまでは温厚な性格に見えていただけに、こっちは「なんで?」と思うばかりだ。若者はキレやすい、ってことを描きたかったのか? いやまあ、諸々の鬱積が溜まった末の爆発だということは分かるけどね。
もしかしたら自分に読解力が足りないのかもしれないけど、とにかく面白くなかった。映画館の中の空気が妙に淀んでいたこともあって、睡魔と戦いながら観ておりました。
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トッパ
青空とダイヤモンド
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