今回は久々に☆印ナシ。ホッ。

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり……ですが、今週はゼロ。ホッとしちゃうのは何故？
　とりあえず自分にとって優先順位が高い順に並べました。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

『ワールド・トレード・センター』 http://www.wtc-movie.jp/top.html
　「９・11」を題材にしたドラマ。監督は『プラトーン』などのオリバー・ストーン。この映画に出たせいで閉所恐怖症になったらしいニコラス・ケイジが主演。おっ、『セクレタリー』『カーサ・エスペランサ』のマギー・ギレンホールも出てるじゃん。

『海と夕陽と彼女の涙　ストロベリーフィールズ』 http://sbf.goo.ne.jp/
　和歌山県の小さな町を舞台に、4人の少女の友情を描くファンタジー……らしい。いわゆる美少女アイドルがたくさん出てるみたい。『カナリア』で好演した谷村美月も出演。シネマスコーレにて。
　ちなみに谷村美月は、シネコンとかで本編上映前に流れる「日本国際映画著作権協会」の告知フィルムに出ている女の子ね。あれが始まると、いつも僕は目を閉じてます。だって悪趣味すぎて不愉快だもん。あんなものに出演させられた谷村美月が不憫で仕方ありません。美月ドンマイ！

『ユリシス』 http://www.ulysses-movie.com/
　オーストラリアを舞台にしたロードムービーだって。主演は奥菜恵。シネマスコーレにて。

『旅の贈りもの　0：00発』 http://www.tabi-000.jp/
　不思議な夜行列車に乗り合わせた5人の男女が心の傷を癒す姿を、西日本の美しい風景と共に綴る感動ドラマ……らしい。櫻井淳子、徳永英明、大平シローなどが出演。とりあえず鉄道マニアと徳永ファンで賑わいそう。シネマスコーレにて。

『セプテンバー・テープ』 http://www.septembertape.jp/
　「９・11」を題材にしたドキュメンタリー風スリラー。あ、ドキュメンタリーじゃないの？　予告編の印象では、なかなか生々しそう。名演小劇場にて。

『ザ・センチネル　陰謀の星条旗』 http://movies.foxjapan.com/sentinel/
　大統領暗殺計画を巡るクライム・アクション……らしい。マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド、キム・ベイシンガーなどが出演。

『アントブリー』 http://wwws.warnerbros.co.jp/antbully/
　アリの大きさに縮んでしまった少年が虫の世界で冒険を繰り広げる3DCGアニメ、だって。なかなか楽しそうだけど、なぜか愛知県では公開されず、三重のワーナー・マイカル・シネマズ桑名とワーナー・マイカル・シネマズ鈴鹿ベルシティにて。

『ザ・マークスマン』 http://blog.excite.co.jp/wesley-snipes/
　「ウェズリー・スナイプス大運動会！」第1弾。まあ、詳しくは公式サイトをご覧くださいませ。109シネマズ名古屋にて。一部の好事家は足繁く通うんだろうなぁ。

『マスター・オブ・サンダー　決戦!! 封魔龍虎伝』 http://www.m-thunder.com/
　よく分からないけど、怨霊とかが出てくるバトルものみたい。なんと千葉真一と倉田保昭が共演。わお。中川コロナシネマWORLDにて。

『エドワード・サイード　OUT OF PLACE』 http://www.cine.co.jp/said/
　パレスチナ問題を語り続けた文学批評家の人生を辿るドキュメンタリーだそうです。名古屋シネマテークにて。

『アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵』 http://www.okutan.jp/
　アガサ・クリスティー原作のフランス映画。名演小劇場にて。

『ガーフィールド2』 http://microsites2.foxinternational.com/jp/garfield2/
　シリーズ第2弾。結局、1作目は見そびれました。まあ、いいか。名古屋市内では中川コロナシネマWORLDのみ。

　最近のイチオシは『フラガール』。これ、世評通りの秀作です。圧倒されます。泣けます。松雪泰子も蒼井優もアッパレ！
　まあ、登場人物たちが衝突したり激昂したりする発火点が早すぎるように思える箇所も幾つかありましたが、そういう細かい欠点をあーだこーだ言うのが恥ずかしくなるような「男気溢れる女たちの物語」です。

　『涙そうそう』も素晴らしかったです。典型的なお涙頂戴企画で何の目新しさもないんですが、妻夫木聡と長澤まさみという旬のスターの輝きを見事にスクリーンに焼き付けた、という感じです。
　この映画を観たら、やっぱり『タッチ』や『ラフ』では長澤まさみの魅力がしっかりと引き出されていなかったなぁ、と改めて思いました。

　ちょっと驚いたのは、『フラガール』に寺島進、『涙そうそう』に大森南朋が出ていたこと。全然知らなかったので、ちょっとトクした気分です。