あの大森信和氏はご自身の掲示板に書き込みする時、必ず最後に「じゃ、また!。」と記していた。これは氏のファンなら誰でもご存じのことだろう。「!」のあとに読点を打つのは少々ヘンだとは思うが、それもまた大森さんらしくて微笑ましい。律儀な人だったんだろうね。
僕も誰かにメールを送る時、大抵は最後を「じゃ、また!」で締める。ある時、そのメールを受け取った方から「大森さんの影響ですね」というような返事を頂戴した。これもまた「されても構わない程度の勘違い」だ。違ってるんだけど、ムキになって「違います!」と主張するようなことじゃないもんね。
そもそも僕は「さようなら」という言葉が苦手だ。なんかさ、もう二度とその人に会えないような気持ちになっちゃうのよ。切なくなってしまうのだ。いや、「さようなら」の語源が「左様ならば」であり、「そういうことなら失礼します」という程度の軽い挨拶の言葉であることは知っている。さよならは別れの言葉じゃなくて再び会うまでの遠い約束であることも承知だ。すんません、今のは某ヒット曲の歌詞なんですが、どの曲なのかは30代後半以上の方じゃないと分からないっすね。
本来の意味合いはともかく、なぜか僕は「さようなら」という言葉から「永遠の別れ」を連想してしまうのだ。だから、自分が好意を持っている相手に対しては「それじゃ、また」とか「また今度」と言って別れることにしている。「バイバイ」は使うけど、これは「さようなら」のような悲壮感がないもんね。悲壮感て。
というわけなので、もしも僕が「さようなら」と言ったとしたら、それは自分が好きじゃない相手に対してです。え? アンタに言ったっけ。そ、そうだったかなぁ。
もしかしたら、大森さんも「さようなら」を好きじゃなかったのかもしれない。だから、いつも「じゃ、また!。」を使っていたのかな? だとしたら、僕と同じだ。ちょっとうれしいな。
<その3>は少しお待ちを! じゃ、また!
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