少年トッパ

<2023年8月25日・26日公開作> 『MEG ザ・モンスターズ2』『春に散る』など

週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ!

『MEG ザ・モンスターズ2』 <シネマトゥデイ>
巨大ザメと人間の死闘を描いた『MEG ザ・モンスター』の続編。主演は、もちろんジェイソン・ステイサム!
この映画、3Dバージョンもありますが、僕は2Dの字幕版で観ます。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『春に散る』 <シネマトゥデイ>
沢木耕太郎の小説の映画化。ボクシングを通じて固い絆で結ばれる男たちを描いているようです。監督は瀬々敬久で、主演は佐藤浩市と横浜流星。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『エリザベート1878』 <シネマトゥデイ>
19世紀のオーストリア皇妃、エリザベートが40歳になった頃の物語のようです。予告編の印象では、ものすごく面白そう。
※上映館/伏見ミリオン座

『#ミトヤマネ』 <シネマトゥデイ>
SNSを駆使するカリスマインフルエンサーの女性とその妹を描いているようです。監督は『大和(カリフォルニア)』『PLASTIC』などの宮崎大祐。主演は玉城ティナ。
※上映館/センチュリーシネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ名古屋茶屋

『さよならエリュマントス』 <シネマトゥデイ>
ミスマガジン2022に選ばれた6人が出演するドラマ。野球チームのチアリーダーを演じているようです。監督は『辻占恋慕』の大野大輔。
※上映館/センチュリーシネマ

『ファルコン・レイク』 <シネマトゥデイ>
バカンスで湖畔を訪れた少年が、そこで出会った年上の少女に恋をして……という物語のようです。
※上映館/センチュリーシネマ

『あしたの少女』 <シネマトゥデイ>
韓国映画。2017年に実際に起きた事件を基にした人間ドラマで、実習生の過酷な状況を描いているそうです。監督は『私の少女』のチョン・ジュリ。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『君は行く先を知らない』 <シネマトゥデイ>
イラン映画。ある目的を果たすために車で旅をする家族を描いたロードムービーだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『Gメン』 <シネマトゥデイ>
人気青春マンガの映画化。男子高が舞台の青春モノのようです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『縁路はるばる』 <シネマトゥデイ>
香港映画。オタクの青年が主人公のラブコメだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『さいはて』 <シネマトゥデイ>
『路辺花草』 <シネマトゥデイ>
『海辺の生と死』などの越川道夫監督による人間ドラマ。日替わり上映。
上映館/シネマスコーレ

『バラシファイト』 <シネマトゥデイ>
舞台などの撤収作業を題材にしたアクション映画だそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『マシュー・ボーン IN CINEMA/眠れる森の美女』 <シネマトゥデイ>
※上映館/センチュリーシネマ

『卒業 ~Tell the World I Love You~』 <シネマトゥデイ>
タイの青春ドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

●ドキュメンタリー

『BE:the ONE』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ中川コロナシネマワールドイオンシネマ名古屋茶屋

『イ・チャンドン アイロニーの芸術』
https://leechangdong4k.com/
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

●リバイバル&特集上映(一部のみ)

『狂った野獣』
上映館/シネマスコーレ

<イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K>
https://leechangdong4k.com/
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

<ホラー秘宝まつり2023>
上映館/シネマスコーレ

<METライブビューイング アンコール2023>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『ローマの休日』4Kレストア版
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/中川コロナシネマワールド

『東京家族』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/中川コロナシネマワールド

『機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場』HDリマスター
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋

名演小劇場大須シネマ三越映画劇場シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。名演小劇場は休館後も不定期に上映会を行っていましたが、しばらく予定はないようですね。

愛知県の映画好きにとってはすっかり秋の恒例行事となったシネマラリー、今週月曜から始まっています。
昨年からチケット2枚でも応募できるようになったせいか、めちゃめちゃ当選確率が低くなった印象がありました。まあ、それでも応募しますが。

*     *     *

すみません、またしても、のちほど追記する予定です。よろしゅう。

*     *     *

というわけで追記。もったいぶった割には大したことは書きませんが。

●観た映画

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』※クローネンバーグ好きにはオススメ(当然ですが)
まさしくクローネンバーグらしい変態チックな作品。人体改造が題材で、劇中では哲学的な問答も繰り広げられるのですが、要は臓器フェチである本能の赴くままに物語を仕立て上げたんじゃないか、という気もします。いや、そんなこと言ったらクローネンバーグの熱心なファンに怒られそうですね。すんません。
『スキャナーズ』や『ザ・フライ』の頃からリアルタイムで観てきた自分としては、長い年月を経ても変わらない嗜好や作家性に何となく安心しました。うん、クローネンバーグは、これでいいんです。

『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』※タランティーノ好きにはオススメ(当然ですが)
タランティーノのこれまでの作品を出演者や関係者が振り返りながら、いかに彼が素晴らしい映画作家であるかを語っていくドキュメンタリー。さほどタランティーノへの思い入れがない僕ですが、言われてみれば確かにああいう手法は画期的だったとか、こういうテーマの作品をハリウッドで作り上げた行動力はスゴい、などと素直に感心しました。
ワインスタインとの関係にも触れられていました。蜜月関係が長かったから、触れないわけにはいかないんでしょうね。ちょっと掘り下げ方が浅かった気がしますが、まあ、作品の性質上、仕方ないのかな。

『春に散る』※オススメ
映画の作り手にボクシング好きが多いのか、映画を観る側にボクシング好きが多いのかは分かりませんが(たぶん両方なのでしょう)、ボクシング映画は本当に多いですね。見るスポーツとしての人気は野球やサッカーの方が上でしょうが、映画の題材に選ばれるのは圧倒的にボクシングの方が多いと思います。かく言う僕も、自分ではまったく経験がないくせにボクシング映画は大好物だったりします。
この『春に散る』、数あるボクシング映画の中でも、試合のシーンの迫力や臨場感は、かなり上位の部類に入ると思います。主演の横浜流星は実際に格闘技の経験も多いようで、身のこなしも表情も、まさしくボクサー(あくまでシロートの目から見てですが)。彼と闘う窪田正孝と坂東龍汰も、それぞれリアリティーを醸し出していました。本当に渾身の力を込めて殴り合っているように見えました。素晴らしい気迫。
ただ、筋立て自体は少々古臭い感じがするし、試合の場面でのスローモーションの使い方も少々古臭い……うん、全体を通して、20年ぐらい前のドラマを見ているような気分になったのも事実です。だから中高年も安心して観ることができるのでしょうが、いろんな新作を観て映画の文法や手法、価値観の変遷などをリアルタイムで体感している人には、やはり古めかしい印象を与えるんじゃないかと思います。
とはいえ、やはり横浜流星をはじめとする役者陣の闘いっぷりや佇まいは見事。ぜひとも映画館で観るべき。

●読んだ本

『若者のための政治マニュアル』山口二郎
『町山智浩のアメリカスーパーヒーロー映画 徹底解剖』町山智浩
『骨灰』冲方丁

●お気に入りor気になるMUSIC

halca『恋愛ミリフィルム』
※3曲とも北澤ゆうほが作詞・作曲。

ネクライトーキー『踊れ! ランバダ』

ブランデー戦記『人類滅亡ワンダーランド』

*     *     *

まだまだ暑い日が続きますね。相変わらず世界中できな臭い出来事が頻発し、日本でも民意を無視しまくった暴挙が続き、値上げラッシュも続いてますが、それでも日々は続いていきます。みなさん、無理をしない程度に踏ん張りましょう。

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