少年トッパ

2021年に読んだ本でTOP10 <前編>

<TOP10(好きな順)>
『三体III 死神永生』劉慈欣 ※上下2巻
『テスカトリポカ』佐藤究
『アンブレイカブル』柳広司
『灼熱』葉真中顕
『結 妹背山婦女庭訓 波模様』大島真寿美
『選んだ孤独はよい孤独』山内マリコ
『白光』朝井まかて
『メインテーマは殺人』アンソニー・ホロヴィッツ
『あのこは貴族』山内マリコ
『たかが殺人じゃないか(昭和24年の推理小説)』辻真先

というわけで、昨年のマイベスト小説は『三体III 死神永生』に決定! 世のSF好き、読書好きの間で絶賛されている『三体』シリーズの完結編です。
このシリーズ、もう笑っちゃうくらいスケールが壮大です。壮大なホラ話、という感じ。
そもそも小説ってのは基本的にホラ話であり、その中でもSFというジャンルは特にホラ要素が強いわけです。で、そのホラ話をいかにもっともらしく語るのかで面白さが決まるわけですが、この『三体』の場合、語り口が圧倒的に見事なんです。日本語に翻訳する際にはかなりの苦労があったようですが、それも当然でしょう。
映像化の企画も進んでいるようですが、実現可能かどうか、ちょっと疑問。もちろん、実現すれば観るつもりです。

他に読んだ小説は以下の通り。こちらは順不同です。

『その裁きは死』アンソニー・ホロヴィッツ
『心淋し川』西條奈加
『紙の動物園』ケン・リュウ
『クララとお日さま』カズオ・イシグロ
『死神の棋譜』奥泉光
『愛されなくても別に』武田綾乃
『透明人間は密室に潜む』阿津川辰海
『オルタネート』加藤シゲアキ
『愛のひだりがわ』筒井康隆
『犬がいた季節』伊吹有喜
『八月の銀の雪』伊与原新
『貝に続く場所にて』石沢麻依
『彼岸花が咲く島』李琴峰
『星落ちて、なお』澤田瞳子
『小説『火の鳥』大地編』桜庭一樹 ※上下2巻
『キャッシー』中森明夫
『かわいそうだね?』綿矢りさ
『ひらいて』綿矢りさ
『憤死』綿矢りさ
『大地のゲーム』綿矢りさ
『白と黒のとびら:オートマトンと形式言語をめぐる冒険』川添愛
『政治的に正しい警察小説』葉真中顕
『そして、海の泡になる』葉真中顕
『どの口が愛を語るんだ』東山彰良
『青年のための読書クラブ』桜庭一樹
『名も無き世界のエンドロール』行成薫
『掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集』ルシア・ベルリン
『おもろい以外いらんねん』大前粟生
『望み』雫井脩介
『るん(笑)』酉島伝法
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