『純情きらり』を無事に完走！

　あらら、今日から10月だ。早いなぁ。

　昨日で『純情きらり』が終了。NHKの朝の連続ドラマを1回も欠かさず見たのは、僕の人生で初めてのことである。見事に完走した自分を褒めてあげたい。なんでやねん。
　辻褄合わせが苦しげだったり「その展開どーよ」と思える箇所も幾つかあったけど、最後まで楽しめるドラマだった。今や日本を代表する若手女優となった宮崎あおいをはじめ、メインの出演陣がみんな好演していたのが成功の要因だろう。というか、キャスティング担当者が凄腕だった、ということかな？　「特別な才能を持ち得なかった者の悲しみ」を見事に体現した寺島しのぶはアッパレ！　『樹の海』『大停電の夜に』『ヒナゴン』など映画では今ひとつ役柄に恵まれていなかった（よね？）井川遙も今回はハマリ役だった気がする。
　しかし、僕が一番ゾッコンになったのは、桜子（宮崎あおい）の同級生だった薫子である。ほら、兄の出征の時に彼女が「君死にたまふこと勿れ」（与謝野晶子の言葉）と書いた幕を掲げたでしょ？　僕、ああいう場面にめちゃめちゃ弱いのよ。しかも、その薫子を演じた松本まりかという女優さんが、なかなか……いや、かなり僕好み。これからが楽しみな女優さんが、また一人増えましたわ。
　で、その松本まりか主演の『大きな古時計』という映画が1月に東京で劇場公開されたみたいだけど、名古屋じゃまだ未公開なのよ。もうDVDが出てるんだけど、できれば映画館で観たいなぁ。

※松本まりか公式サイト→http://www.itoh-c.com/matsumoto/

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