週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
☆『バビロン』 <シネマトゥデイ>
デイミアン・チャゼルの新作。1920年代のハリウッド黄金時代の内幕を描いているようです。ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーなどが出演。
この作品、すごく楽しみにしていたんですが、189分もあるんだって。トイレ休憩がほしい……。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/伏見ミリオン座/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『銀平町シネマブルース』 <シネマトゥデイ>
またもや城定秀夫の新作。小さな街の映画館が舞台のヒューマンドラマだそうです。脚本はいまおかしんじ。主演は小出恵介。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『エゴイスト』 <シネマトゥデイ>
男性同士の愛を描いているようです。監督は『トイレのピエタ』などの松永大司で、主演は鈴木亮平と宮沢氷魚。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/伏見ミリオン座/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高
◎『生きててごめんなさい』 <シネマトゥデイ>
現代の日本の若者たちが抱える生きづらさを描いたドラマだそうです。主演は黒羽麻璃央と穂志もえか。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『対峙』 <シネマトゥデイ>
銃乱射事件の被害者家族と加害者家族による対話の行方を描いたドラマだそうです。見応えありそう。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『コンパートメントNo.6』 <シネマトゥデイ>
カンヌ映画祭グランプリ作品。寝台列車の旅で相部屋となった男女の交流を描いているそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『崖上のスパイ』 <シネマトゥデイ>
チャン・イーモウの新作。1930年代の満州国が舞台のサスペンスだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『#マンホール』 <シネマトゥデイ>
中島裕翔主演作。マンホールに転落して出られなくなってしまった男が主人公のサスペンスだそうです。監督は熊切和嘉。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『光の指す方へ』 <シネマトゥデイ>
こちらも映画館が舞台のヒューマンドラマだそうです。今年は日本でも海外でも映画館や映画業界を題材にした作品が多いですね。
※上映館/シネマスコーレ
◎『ぬけろ、メビウス!!』 <シネマトゥデイ>
正社員になる道を断たれた女性が24歳で大学受験に挑戦する姿を描いた青春ドラマだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
◎『ワンセカンドチャンピオン』 <シネマトゥデイ>
1秒先を予知できる男が主人公のボクシング映画のようです。面白そう。
※上映館/シネマスコーレ
◎『バンバン!』 <シネマトゥデイ>
インド映画。トム・クルーズ&キャメロン・ディアス主演作『ナイト&デイ』のリメイクだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
◎『幾多の北』と三つの短編
山村浩二の新作を含むアニメーション4本、だそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『Sin Clock』 <シネマトゥデイ>
窪塚洋介主演作。タクシードライバーを演じているそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
○『呪呪呪/死者をあやつるもの』 <シネマトゥデイ>
韓国製ゾンビアクションのようです。
※上映館/センチュリーシネマ
『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名演小劇場
『編集霊 deleted』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ
『リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』 <シネマトゥデイ>
※上映館/109シネマズ名古屋
●リバイバル&特集上映
『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
<ピエール・エテックス レトロスペクティブ>
※上映館/名古屋シネマテーク
他にもいろいろとリバイバル上映があるようですが、すんません、あまりチェックしておりません。かたじけない。
大須シネマとシアターカフェに関しても、例によって各自でチェックしてくださいませ。
名演小劇場が休館するそうです。経営環境の悪化が原因だって。会員制度がなくなるまでは僕も会員になっていたので、残念です。
コロナシネマワールドの会員システムが変わるそうです。会員の方は要チェック。僕も一応会員ですが、昨年は1回しか行きませんでした。
http://www.korona.co.jp/Cinema/info.asp?Seq=5216
ミッドランドスクエアシネマに自動券売機が設置されるそうです。今までなかったのが不思議。
http://www.midland-sq-cinema.jp/topics_detail/125
キネマ旬報のベストテンが発表されました。
https://www.kinejun.com/2023/02/03/post-20505/
日本映画のベストテンは、ちょっと意外。てっきり『マイスモールランド』や『LOVE LIFE』が入っていると思ってました。『百花』ももっと高く評価されていいんじゃない?
* * *
●観た映画
『すべてうまくいきますように』※観る価値あり
安楽死がテーマの作品。病に臥せった80代の父親が安楽死を望み、それを叶えるかどうかで悩む娘たちが悩む、という展開です。先に書いておくと、映画としての出来栄えは上々。見応えありました。
で、こういう内容だと当然「自分ならどうするか」と考えながら観ることになります。この場合の自分ってのは、時には父親本人であり、時には娘たち。父親の「自分の意志で死を選びたい」という気持ちもよく理解できるし、なるべく長く生きてくれることを望む娘たちの心情も分かります。結局、こういう問題に正解はないんでしょうね。
<以下少しネタバレ>最終的に、父親は安楽死のためにスイスへ行くことになります。つまり昨年のゴダールと同じ。フランスでは安楽死は違法だけどスイスなら可能、というわけです。それでも、もちろん他者が手を下すのはNGで、あくまで自分自身が薬を服用して死ぬ、という流れみたい。
しかし、スイスに行くことを父親が親戚や知人に喋ってしまったために、何と警察からお呼びがかかります。娘たちは警察で事情聴取を受け……さあ、果たして父親は希望通り安楽死することができるのか? 結末は自分で確かめて!
『FALL/フォール』※観る価値あり(ただし高所恐怖症の方は除く)
地上600メートルの鉄塔に登ったものの、そこから降りられなくなった女性ふたりの物語。そもそも、そんなところになぜ登るんじゃい、と誰もがツッコミを入れたくなる展開ですね。
もちろん、その動機や理由は語られるんですが、それにしたって、この鉄塔は誰がどう見ても危険。登るかどうか以前に、いつ倒れてもおかしくないようなシロモノなのよ。
で、なんだかんだで登ったはいいけど、梯子が外れてしまい、降りることができなくなります。さあ大変。助けを呼ぶにも携帯電話は圏外で使えないし、声を出したって地上には届きません。ドローンがあるから、それを活用しようとするのですが……。
シンプルな筋立てではありますが、臨場感があって飽きさせません。ちょっと時間が空いたから映画でも観よう、と思った時にピッタリの映画です。
<以下ネタバレ>ヘリによる救出シーンは、少しでもいいから描くべきじゃないかな。もしかしたら予算がなかった?
●読んだ本
『他人のセックスを見ながら考えた』田房永子
『クロコダイル・ティアーズ』雫井脩介
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おっと、あと10分で明日じゃん。それにしても、値上げラッシュが続きますね。玉子10個パックが200円を切ってるのを最近すっかり見かけなくなりました。昨日「おっ、198円じゃん」と思って手に取ろうとしたら6個パックでした。やれやれ。