少年トッパ

<2021年10月1日・2日公開作> 『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』『護られなかった者たちへ』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』 <シネマトゥデイ>
シリーズ25作目。ダニエル・クレイグの007としては5作目です。当初の予定では2020年4月10日公開だったので、1年半も延期になっていたわけですね。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋センチュリーシネマイオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『護られなかった者たちへ』 <シネマトゥデイ>
中山七里の小説の映画化。連続殺人事件をめぐるサスペンスのようです。かなり重そう。監督は瀬々敬久。佐藤健、阿部寛、清原果耶などが出演。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『TOVE トーベ』 <シネマトゥデイ>
『ムーミン』の原作者、トーベ・ヤンソンの半生を描いた伝記ドラマだそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『春』 <シネマトゥデイ>
古川琴音主演作のようです。
『リっちゃん健ちゃんの夏』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名演小劇場

『DIVOC-12』 <シネマトゥデイ>
藤井道人、上田慎一郎、三島有紀子など12人の監督による12本の短編だそうです。キャストもなかなか豪華。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『光を追いかけて』 <シネマトゥデイ>
秋田の田舎町が舞台の青春ドラマだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『クリスマス・ウォーズ』 <シネマトゥデイ>
サンタクロースと暗殺者との激しいバトルを描いているそうです。主演はメル・ギブソン!
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『死霊館 悪魔のせいなら、無罪』 <シネマトゥデイ>
『死霊館』シリーズの第3弾。すんません、このシリーズはまったく観ておりません。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『リクはよわくない』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ名古屋茶屋

『クロガラス0』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

●ドキュメンタリー

『コレクティブ 国家の嘘』 <シネマトゥデイ>
ルーマニアの医療汚職事件を追ったドキュメンタリー。アカデミー賞にもノミネートされた話題作です。
※上映館/伏見ミリオン座

『SPITZ JAMBOREE TOUR 2021“NEW MIKKE”THE MOVIE』
今年6月のライブの映像だそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『HHH:侯孝賢』
※上映館/シネマスコーレ

『一人になる』
※上映館/伏見ミリオン座

●特集上映

<奇想天外映画祭2021>
※上映館/名古屋シネマテーク

<第2回インド大映画祭>
※上映館/シネマスコーレ

<タネと大地の農業映画祭Ⅱ>
※上映館/名古屋シネマテーク

*     *     *     *     *

●観た映画

『空白』※オススメ!
いやはや、すごい。1週間前に観た『由宇子の天秤』に続いて、観る者の価値観を思いっきり揺さぶってくる作品です。正しさの基準は時と場合によって変わってくるし、不可抗力によって自分が加害者の立場になってしまうことはあるわけです。ほとんどすべての登場人物に対して自分に近いものを見出してしまい、観ている間ずっと身体に力が入ってしまっていたような気がします。なので疲れた疲れた。でもオススメ。なるべく体調を整えてから観るべし。
それにしても、今年の日本映画は本当に大豊作だと思います。例年なら年間ベストテン入り確実のような傑作&秀作が、もう15本ぐらいある気がします。

『MINAMATA ミナマタ』※観る価値充分
水俣病の恐ろしさと、それを隠蔽しようとする大企業の横暴さを描いた作品。もちろん、事実に基づいています。日本で起きた痛ましい出来事ですから、日本に生まれた者は観ておくべき。
ところで、主人公のユージン・スミスが日本に来た水俣の地に足を踏み入れるあたりで妙に違和感を覚えたのが、どうも景色が日本っぽくない、ってこと。屋内の場面はちゃんと日本の家屋が再現されているわけですが、屋外は何となく日本じゃないような気が……と思いつつ映画を観て、帰ってからネット検索して調べたら、ロケはすべてセルビアで行ったようですね。どうりで。でも、日本人キャストはみんな気合いの入った演技を見せてくれました。

『レミニセンス』※僕は好き
SF大作のような感じで宣伝されていますが、実は女に振り回されてボロボロになっていく男の話。いや、実際に巨額の予算(少なくとも日本の映画に比べれば)をかけた大作であり、SFっぽいガジェットもそこかしこに登場するわけですが、描かれるのは恋する女にもう一度会いたい、彼女の気持ちを知りたいと、ただそればかりを願って行動する男の姿。演じるのがヒュー・ジャックマンなのでカッコよく見えますが、相当に情けない野郎です。でもね、こういう話、僕は大好き! すっかり感情移入しまくって見入りました。
主人公を夢中にする女を演じるのはレベッカ・ファーガソンという白人・長身の女優さんで、いかにもハリウッドの美人女優、という雰囲気。つまりは、いまどき珍しいような白人美男美女カップルの話なんです。幸せだった頃の二人が乳繰り……いや、愛を交わすシーンの美しいこと美しいこと。だからこそ、彼女を失った主人公の悲しみや絶望感が痛いほど伝わってくるわけです。っていうと「見た目かい!」って思われそうですが、実際問題、恋愛感情ってのは見た目からスタートするものじゃん。って、話がどんどんズレていきますが、とにかく僕としては大好きな作品になりました。

●最近のお気に入りSONG

ハルカトミユキ『RAINY』
https://www.youtube.com/watch?v=a8jmiEVRCwA

the peggies『ドラマティック』
https://www.youtube.com/watch?v=hhPVcrCLq0Q

●読んだ本
『超空気支配社会』辻田真佐憲

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緊急事態宣言もまん延防止ナントカも全面解除されましたね。これで窮屈な日々からサヨナラ……と言いたいところですが、マスクなしではスーパーに入れず電車にも乗れない、という状況はまだまだ続きそうですね。
身勝手なことを言えば、映画館の座席の間引き販売は、ずっと続いてほしいと思っておりました。ほら、左右と前後に誰も座らないって、すんげー快適じゃん。まあ、まだしばらくイオンシネマは続けてくれるようですが。

またしてもテレビが壊れてしまいました。まったく起動しません。まあ、ドラマはTVerで見ればいいので問題ないんですが、問題は歌番組、それにNHKのドラマ。『おかえりモネ』も『青天を衝け』も、いよいよ佳境にさしかかってきたのに……。
ドラマといえば『お耳に合いましたら。』は最後まで実に楽しく清々しい作品でした。伊藤万理華は映画でもTVドラマでも今年の最優秀女優賞候補ナンバーワンじゃないでしょうか。
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