基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
◎『愛の渦』（日本）123分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
乱交パーティに集う男女を描いた舞台劇の映画化だそうです。すごく面白そう。
※上映館／伏見ミリオン座
◎『んで、全部、海さ流した。』（日本）30分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞。
石巻を舞台に被災後の日常を描いた30分の短編だそうです。主演が韓英恵なので、すごく気になっています。
※上映館／名古屋シネマテーク
◎『それでも夜は明ける』（アメリカ/イギリス）134分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
アカデミー賞で最優秀作品賞に選ばれた作品。なのでまあ、観ないわけにゃいかんでしょ。奴隷として売られた黒人音楽家の人生を描いたヒューマンドラマだそうです。かなり壮絶そう。
※上映館／伏見ミリオン座／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『偉大なる、しゅららぼん』（日本）114分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
万城目学の小説の映画化。琵琶湖のほとりを舞台にした冒険譚というか、一種の超能力モノ。はっきり言って、設定の割には面白い小説でもなか……ゴホゴホ。まあ、主演が濱田岳と岡田将生なので、楽しめるんじゃないかと思います。
※上映館／ピカデリー／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高
『銀の匙 Silver Spoon』（日本）110分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
農業高校の酪農科に入学した高校生たちの奮闘や悩みや挫折や絆を描いた青春映画。これ、実は試写会で観ました。ちょっと甘いところもあるけど、清々しい後味の映画です。観るべき価値あり。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高
◎『なにもこわいことはない』（日本）110分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
子どもを作らず二人で生きていくと決めた夫婦の愛や孤独、不安を描いた人間ドラマ……らしい。監督は『いたいふたり』の斎藤久志。13日より公開。
※上映館／名古屋シネマテーク
◎『リディック ギャラクシー・バトル』（アメリカ）119分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
ヴィン・ディーゼル主演のSFシリーズ第3弾。1作目が『ビッチブラック』というタイトルで2作目が『リディック』でした。面白かったような記憶があるんですが、ほとんど内容を思い出せません。情けなや。
※上映館／109シネマズ名古屋
○『ゼウスの法廷』（日本）136分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
若き裁判官と、その婚約者で事件の被告でもある女性との愛憎劇を描くサスペンス……らしい。監督は『ポチの告白』の高橋玄。見応えありそう。
※上映館／シネマスコーレ
○『パズル』（日本）85分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
『リアル鬼ごっこ』で有名な山田悠介の小説の映画化で、監督は『先生を流産させる会』の内藤瑛亮。夏帆が出てます。
※上映館／109シネマズ名古屋
○『グロリアの青春』（スペイン/チリ）109分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
58歳の女性の暮らしぶり赤裸々に描いたヒューマンドラマ……らしい。主演のパウリーナ・ガルシアはベルリン国際映画祭で主演女優賞を受賞したそうです。
※上映館／名演小劇場
○『ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた』（アメリカ/カナダ）99分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／シネマスコーレ
『絆 -再びの空へ-Blue Impulse』（日本）100分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
自衛隊のアクロバット飛行チーム、ブルーインパルスについてのドキュメンタリー。なぜか春日井コロナのみで公開。
『ドストエフスキーと愛に生きる』（スイス/ドイツ）93分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／名演小劇場
『祭の馬』（日本）74分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／名古屋シネマテーク
『フォスター卿の建築術』（イギリス）74分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／名古屋シネマテーク
『ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊』（日本）109分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
シリーズ第34作。この次、夏に公開される新作は3Dになるみたい。
※上映館／ピカデリー／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高
『絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-』（日本）75分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／伏見ミリオン座
『劇場版 薄桜鬼 第二章 士魂蒼穹』（日本）87分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／109シネマズ名古屋／イオンシネマ大高
『劇場版プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン』（日本）48分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
ミッドランドシネマ名古屋空港とMOVIX三好で公開。
☆＜ポーラーサークル ～未知なる漫画家オムニバス～＞
これは大須のシアターカフェで上映。「注目の漫画家4人による異色のSFオムニバス」ってことですが、歌人である枡野浩一の作品も含まれています。で、明日はその枡野さんも舞台挨拶を行うそうです。
中川コロナでは「フィンランド映画祭2013」が開催中みたいです。いつからだったんだろ？ 中川コロナ、この手の企画をよくやる割には、ホームページではほとんど宣伝しないですよね。なんで？
アカデミー賞、発表されましたね。ほぼ下馬評通り……かな？
http://www.cinematoday.jp/page/N0061087
ラジー賞も発表されています。ウィル・スミスと息子に栄冠！
http://www.cinematoday.jp/page/N0061050
そんでもって、今日は日本アカデミー賞ですね。
http://www.japan-academy-prize.jp/
じゃ、僕の予想を少々。
最優秀作品賞 本命／舟を編む 対抗／そして父になる ※作品の評価だけで言うと、どっちもいまひとつ。
最優秀アニメーション作品賞 本命／かぐや姫の物語 対抗／風立ちぬ ※アニメと実写を分ける必要、あるの？
最優秀監督賞 本命／是枝裕和（そして父になる） 対抗／石井裕也（舟を編む） ※なぜアニメ作品の監督は入ってないの？
最優秀脚本賞 本命／是枝裕和（そして父になる） 対抗／渡辺謙作（舟を編む） ※三谷さんが選ばれる可能性もありそう。
最優秀主演男優賞 本命／渡辺謙 対抗／松田龍平
最優秀主演女優賞 本命／真木よう子 対抗／上戸彩 ※そもそも他の3人は主演じゃないじゃん！
最優秀助演男優賞 本命／リリー・フランキー（凶悪） 対抗／ピエール瀧
最優秀助演女優賞 本命／中谷美紀 対抗／尾野真千子 ※中谷美紀は『清須会議』でノミネートされるべき！
最優秀外国作品賞 本命／レ・ミゼラブル 対抗／ゼロ・グラビティ
TOHOシネマズに続いて、109でも4月からサービスデーの料金が100円UPするそうです。もう1000円デーという言葉は死語になるかも。
http://109cinemas.net/news/567.html
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
3月1日が1000円デー（という言葉を使えるのも今月限り？）だったので、まとめて3本観てきちゃいました。しかも、この日はすべて続編モノ。それを含めて、この一週間で観た映画は5本でした。
●銀の匙 Silver Spoon ※試写
農業高校の酪農科を舞台にした青春モノ。進学校からドロップアウトするような形で入学した主人公が酪農の現実を知ることで成長していく、という物語です。文部省推薦的な雰囲気もある典型的な成長譚なんですが、ツボを押さえているので（多少の難点はあるけど）素直に感動できます。
生き物を殺して食うことへの抵抗と、それを乗り越える様子も描かれています。実際問題、いつも平気で肉を食ってるくせに、いざ自分が殺さなきゃいけない立場になると「可哀想」とか思うものですよね、人間は。この映画は、そういう欺瞞を糾弾するわけではなく、とても優しく的確な語り口で諭してくれる感じ。
笑えるのは黒木華のビッチっぷり。『小さいおうち』で好感度バツグンの役を演じたばかりなので、そのイメージを持っている人は面喰うんじゃないでしょうか。主演の中島健人とヒロインの広瀬アリス、同級生役の市川知宏は、なかなかの好演。最近の若い役者たちは大したもんです。
●ホビット 竜に奪われた王国
『ロード・オブ・リング』同様、映像的な完成度は素晴らしいの一言。美術面とか特殊効果に関しては申し分のない出来栄えだと思います。にもかかわらず……うーん、やっぱりね、率直に言って「長い」と思っちゃうわけですよ。どんなに素晴らしいものでも、それを延々と見ていると飽きてくるでしょ？
とはいえ、このシリーズの熱烈なファンは「この世界にずっと浸っていたい」と思うでしょうから、そういう人にとっては大いに満足できる作品だと思います。ま、そうは言いつつも、おそらく3作目も観るとは思いますが。
●マチェーテ・キルズ
典型的なB級映画。冒頭に流れるフェイク予告CMが素晴らしいです。で、そのあとに本編が始まるわけですが、まさか……あ、ここからネタバレです。いや、ネタバレというほどのことじゃないか。えっとね、開巻早々、ジェシカ・アルバは死んでしまうわけですよ。ショック。まあ、そのあと回想シーンで何回か登場しますが。
このシリーズ、3作目も作られそうですが、もうジェシカ・アルバの出番はなさそう。ジェシカ自身、このシリーズには特に愛着がないんじゃないかな（勝手な推測ですが）。それなりに楽しめる作品ではあったけど、ジェシカが出ないならもう観なくていいかな、と思ってますです。
●キック・アス ジャスティス・フォーエバー
こちらもB級映画なんですが、なんとシネコンで大々的に公開。それ自体はめでたいことですが、面白さはいまひとつでした。キック・アスの話もヒットガールの話もそれぞれ共感できる部分はあるんだけど、そのふたつが上手く絡み合っていないように思えました。悪ふざけ的なノリのところは笑えるんだけど、その割合も中途半端。
とはいえ『キャリー』同様、大人の階段をのぼりつつあるクロエ・グレース・モリッツが醸し出す色気と可愛さは堪能できるので、観ておく価値は充分あります。しかしクロエちゃん、かなり肉付きが良さそうなので太らないか少々心配です。余計なお世話？
●ダラス・バイヤーズクラブ
マシュー・マコノヒー主演作。この作品でアカデミー賞主演男優賞に選ばれました。めでたい！ 21キロ減量した甲斐がありましたね。ガリガリに痩せた姿で怒鳴り散らしたり悪態をついたり牧師に変装したり日本に来たりと、全編にわたってマシューの見せ場が満載。ファン必見です。と書くまでもなく、ファンは必ず観るでしょうが。
ただ……すんません、映画としては少々物足らなかった、というより、さほど強烈に惹かれたりはしませんでした。同じマシュー出演作なら『MUD』の方が断然良かった気もします。
読み終えた本は1冊のみ。
●初夏の色／橋本治
何らかの形で東日本大震災の被害を受けた者たちが登場する連作短編集。最後の短編『団欒』では、切なくもほっこりした気分になれました。
やっとこさ船戸与一先生の『南冥の雫 満州国演義8』を読み始めました。いやはや、やっぱり面白い。太平洋戦争が始まって2年目というシビアな時代が舞台なんですが、「太郎、お前、どうしようもねえヤツだな」とか「次郎、相変わらず渋くてカッコいい」と、ミーハーなノリで楽しんでいます。
ただ、ここんとこ花粉症のせいもあってやたらと目が疲れやすいので、1日に20ページぐらいしか読めまへん。この調子だと1ヶ月ぐらいかかっちゃうかも。
明後日の日曜、栄のHMVで黒木渚のインストアライブがあります。しかし、この日は用事があるので行くのは無理そう。
http://www.kurokinagisa.jp/schedule/632
あと、サカエスプリングにも黒木渚が出るみたい。話題のガールズバンド、たんこぶちんも。
http://sakaespring.com/
