ついに『タッチ』を観たぞっ。

　金曜恒例、「明日から名古屋で公開される注目映画はコレ！」のコーナー！　今日が祝日なので、今日から始まるものもあります。
　☆印付きのは絶対に観るつもり……ですが、今回はゼロ。とりあえず自分にとって優先順位の高い順に並べました。

『心中エレジー』 http://www.fullmedia.co.jp/elegy/
　若いW不倫カップルとその配偶者たちの愛の姿を描くラブ・ストーリー……らしい。名古屋シネマテークで1日1回、1週間のみ。時間があれば観ておきたいなぁ。

『劇場版ナニワ金融道　灰原勝負！起死回生のおとしまえ!!』 http://www.artport.co.jp/movie/nanikin/
　青木雄二原作の人気マンガを映画化。まあ、説明は不要っすよね。主役を演じるのは『ウルトラマンコスモス』の杉浦太陽。予告編の印象ではなかなか面白そう。シネマスコーレで公開。

『殴者』 http://www.nagurimono.com/
　対戦相手が倒れるまで殴り合う格闘技の非情な世界を描く……らしい。主演は名古屋出身の玉木宏。この格闘技、実在したんだって。おおコワい。名古屋市内ではピカデリー系のみ。

『ルパン』 http://www.arsene-lupin.jp/
　こちらも説明不要っすね。かの有名なルパンの冒険を描いた作品。フランス映画。しかし、最近の若者の中にはルパン三世がオリジナルだと思っている輩もいるんだって。まあ、それも時代の流れか。今日から公開。名古屋市内ではゴールド劇場のみ。

『がんばれ！ベアーズ　ニュー・シーズン』 http://www.bears-movie.jp/top.html
　またまた説明不要っすね。70年代に一世風靡したコメディのリメイク。でも僕、あんまりキチンと見たことありません。監督を演じるのはビリー・ボブ・ソーントン。あちこちのシネコンで今日から公開。

『ゲス・フー　招かれざる恋人』 http://www.foxjapan.com/movies/guesswho/
　人種差別を題材にした名作『招かれざる客』のリメイク。主演はアシュトン・カッチャー。オリジナルの方は映画史に残る作品だけど、今回のはほとんど話題になってまへん。中川コロナ。

『大変な結婚』 http://www.taihen-wedding.com/
　韓国映画。ヤクザの末娘と一夜を共にしたエリート青年の受難を描く痛快ラブ・コメディ……らしい。シネマスコーレ。

『ノミ・ソング』 http://www.elephant-picture.jp/nomi/
　ドイツ映画。80年代アンダーグラウンド・シーンを震撼させた異形の歌手クラウス・ノミの生涯を綴るドキュメンタリー……らしい。デビッド・ボウイなど親交の厚かったミュージシャンが多数登場、だって。名古屋シネマテーク。

『山猫は眠らない3　決別の照準』 http://www.sonypictures.jp/movies/sniper3/index.html
　トム・ベレンジャーが敏腕スナイパーに扮したシリーズの最新作。すんません、このシリーズは観たことありません。イオンシネマ・ワンダー。

『にがい涙の大地から』 http://kanatomoko.jp.todoke.net/nigainamida/niga_index.html
　旧日本軍が遺棄した砲弾や毒ガスが今も中国の人々を殺傷しているという実態を追ったドキュメンタリー。名古屋YWCAにて今日と明日の2日間→http://www.nagoya-ywca.or.jp/

　えー、ついに長澤まさみ主演作『タッチ』を観ました。何よりもまず、無事に観に行けたことを神様に感謝！　って大げさ？　で、感想。当然ながら、まさみは好演していました。映画自体の後味も良かったです。ただし、あるシーンで、あまりのセンスの悪さに目を疑っちゃいました。監督、そりゃアカンて。
　若松孝二監督の『17歳の風景　少年は何を見たのか』も観ました。メッセージ性の高い作品です。60年代か70年代のATG映画を観ているような気分になりました。いや、そっち方面に特に詳しいわけじゃないですが。「ATG映画って何？」って思った方は、お近くのサブカル好き40代・50代にお尋ねくださいませ。
　もう一本、自殺するために富士山麓の樹海へ来た人々の姿を描く『樹の海』も観ました。奇をてらうことなく重い題材に真摯に挑んだ点は素晴らしいと思いますが、ちょいと脇が甘いのが残念。登場人物の行動に現実味の感じられない箇所が幾つもありました。

　公開中の作品で観るつもりなのは『NANA』『ファンタスティック・フォー』『シンデレラマン』『メゾン・ド・ヒミコ』。他にも観たいのがあったけど、あんまり欲張っちゃアカンっすよね。