少年トッパ

<2021年5月21日・22日公開作> 『茜色に焼かれる』など

今週も粛々と、週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナーを。

『茜色に焼かれる』 <シネマトゥデイ>
石井裕也の新作。主演は尾野真千子。かなり重いドラマのようです。
※上映館/伏見ミリオン座

『なんのちゃんの第二次世界大戦』 <シネマトゥデイ>
太平洋戦争の平和記念館設立をめぐって対立する市長と戦犯遺族の攻防を描いた群像ドラマ、だそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『地獄の花園』 <シネマトゥデイ>
バカリズム脚本のコメディー。OLたちの熾烈な争いを描いているそうです。主演は永野芽郁。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『男の優しさは全部下心なんですって』 <シネマトゥデイ>
男を無条件に迎え入れるあまり最終的に逃げられてしまう女性を描くラブストーリー、だそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『レスキュー』 <シネマトゥデイ>
ダンテ・ラムの新作。中国の海難救助隊の奮闘を描いたディザスタームービーだそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ名古屋茶屋

『いのちの停車場』 <シネマトゥデイ>
吉永小百合主演作。医療ドラマだそうです。監督は成島出。広瀬すずも出ているので、できれば観たいと思っております。。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『藍に響け』 <シネマトゥデイ>
マンガ『和太鼓ガールズ』の実写映画化。
※上映館/センチュリーシネマ

『クリシャ』 <シネマトゥデイ>
『WAVES/ウェイブス』で注目されたトレイ・エドワード・シュルツ監督の長編デビュー作だそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『アララト 誰でもない恋人たちの風景vol.3』 <シネマトゥデイ>
越川道夫監督による『誰でもない恋人たちの風景』シリーズの第3弾。このシリーズ、1作目は観ましたが2作目は見逃しちゃいました。
※上映館/シネマスコーレ

『野良人間 獣に育てられた子どもたち』 <シネマトゥデイ>
人間社会から隔絶され、動物のように暮らしてきた子供たちの実態をドキュメンタリータッチで捉えた問題作……だそうです。
※上映館/センチュリーシネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ名古屋茶屋

『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』 <シネマトゥデイ>
タイトル通り「終活」をモチーフにしたヒューマンドラマだそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! 怪盗からの挑戦!』 <シネマトゥデイ>
特撮ドラマの劇場版。監督は三池崇史!
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

『緑の牢獄』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

●リバイバル

『ヘカテ』デジタル・リマスター版
※上映館/名古屋シネマテーク

<『劇場版 シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~』+「5時スタ」再編集版!>
リモート舞台挨拶などのイベントも連日開催されるそうです。
※上映館/シネマスコーレ

●特集上映

<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>
※上映館/名演小劇場

愛知県では、百貨店や大型商業施設、パチンコ店などに対して「5月中の土日は休業してちょ」という要請が出されました。映画館には要請されていませんが、パルコに入っているセンチュリーシネマと、イオンシネマ3館(ワンダー、大高、名古屋茶屋)は、5/22・23と5/29・30は休業するそうです。
他にも急遽休業したり時短営業になったりするところがあるかもしれないので、行く予定がある方は事前に各ホームページをチェックすべし。

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●観た映画
『ファーザー』※オススメ!
観た人の大半が思うでしょうが、まるでホラーのような雰囲気。なおかつミステリー仕立てのドラマのようでもあります。いくつもの謎が提示され、それが徐々に明らかになっていくさまがスリリングであり、腑に落ちる快感も味わえました。
つまりは、認知症によって認知機能が低下してしまった老人が主人公なので、ある時は自分の娘の亭主だった者が別の日には医師か介護士だったりして、誰と誰がどんな関係なのか、観ている側も把握できないわけです。しかし、それこそが認知症になった者から見える世界なんでしょうね。記憶が錯綜してしまう悲しさがひしひしと伝わってきました。とはいえ、それを重苦しい悲劇として描くわけではなく、ユーモラスで笑える描写も多々あります。怖がらせて笑わせ、考えさせて、あったかい気分にさせる作品。見事です。

●読んだ本
『ジャックポット』筒井康隆
『人新世の「資本論」』斎藤幸平

●見ているTVドラマ
書きそびれていましたが実は『おちょやん』は毎回欠かさず見ていました。いまひとつ盛り上がりに欠けるドラマではありましたが、杉咲花の演技が実に見事で、見るたびに惚れ惚れしていました。あの若さであれほどの大御所感を出せるのはホントに大したもんです。
続いて始まった『おかえりモネ』は、『まともじゃないのは君も一緒』での超好演も記憶に新しい清原果耶が主演。どうしても『まともじゃない』でのキャラとダブってしまって、いつ面倒くさいことを言い出すかと思いながら見ております。あと、西島秀俊と内野聖陽がいつ一緒に暮らし始めるのか、なんてことも考えてしまったりします。はい、完全に『きのう何食べた?』のイメージを引きずってます。

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田村正和が亡くなってしまったこと、そして星野源と新垣結衣の結婚。この2つが今週のビッグニュースでしたね。どちらにも驚きました。
田村正和の出演作で僕が一番好きなのが『うちの子にかぎって…』。当時20代だった自分は連続ドラマを見る習慣がほとんどなかったんですが、これだけは欠かさず見ていました。その数年後の『パパはニュースキャスター』も楽しいドラマでした。

オリンピックですが、もしかしたら現政権や都知事は「最後まで開催しようと頑張った」という印象を残したいだけじゃないか、という気がしてきました。最終的に何らかの外圧によって中止になると僕は予想しているんですが、それを首相や知事は断腸の想いのような表情で受け入れて「苦渋の決断でした」とか言って日本国民の同情を買う……という展開を狙っているように思えます。

そうそう、拍手コメントで納豆に関するアドバイスを頂戴いたしました。ありがとうございます。参考になりました。
ちなみに納豆よりもさらに苦手な飲食物が、ひとつあります。それはビール! 多くの人が大好きなビールですが、僕にとっては罰ゲームのような存在。ほら、お祝いの場でも飲み会でも「とりあえずビールで乾杯」ってのが常態化してるじゃん。あんな液体を飲まされるのは完全に罰ゲーム。これからは乾杯の時はカシスオレンジ一択で! これを法制化してほしいと思っております。すんません、またしてもどうでもいい話でした。
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