少年トッパ

<2021年5月14日・15日公開作> 『くれなずめ』『ファーザー』など

周知のとおり、ここ愛知県にも12日から緊急事態宣言が発出されております。映画どころじゃない、という状況ではありますが、今週も週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナーを。

『くれなずめ』 <シネマトゥデイ>
松居大悟監督の新作。実体験を基にしたオリジナル舞台劇の映画化です。成田凌、高良健吾、若葉竜也などが出演。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『ファーザー』 <シネマトゥデイ>
アンソニー・ホプキンス主演作。この作品でアカデミー賞の最優秀主演男優賞に選ばれました。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『葵ちゃんはやらせてくれない』 <シネマトゥデイ>
いまおかしんじ監督の新作。エロティックなSFラブストーリーだそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『別に、友達とかじゃない』
※上映館/シネマスコーレ

『ドリームズ・オン・ファイア』 <シネマトゥデイ>
ダンサーを目指す女性が主人公のドラマだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『しあわせのマスカット』 <シネマトゥデイ>
東宝シンデレラでグランプリに選ばれた福本莉子の初主演作。岡山を舞台にした地方映画のようです。
※上映館/中川コロナシネマワールドイオンシネマ名古屋茶屋

『ざ☆ロードショー』
※上映館/伏見ミリオン座

『劇場版 Fate Grand Order 神聖円卓領域キャメロット後編』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高

『美しき誘惑-現代の「画皮」-』 <シネマトゥデイ>
※上映館/109シネマズ名古屋中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

『カリプソ・ローズ』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

『ハイゼ家 百年』 <シネマトゥデイ>
※上映館/伏見ミリオン座

『裏ゾッキ』 <シネマトゥデイ>
少し前に公開された『ゾッキ』のメイキングドキュメンタリーだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

●リバイバル

『デッドロック』
※上映館/センチュリーシネマ

『夢千代日記』(35mmフィルム上映)
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

●特集上映

<ジャン=ポール・ベルモント傑作選アンコール上映>
『大盗賊』『ムッシュとマドモアゼル』『大頭脳』『プロフェッショナル』
※上映館/名演小劇場

<エリック・ロメール監督特集〈六つの教訓話〉>
※上映館/名古屋シネマテーク

<アート(あるいは)アクティヴィズム ボイスとバンクシー> <シネマトゥデイ>
『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
※上映館/名古屋シネマテーク

『賭ケグルイ』は、またもや公開延期になってしまいました。かと思えば『くれなずめ』が急遽12日公開になったりと、映画館も配給会社もバタバタしまくっている様子ですね。お疲れ様です。
愛知県内の映画館に関しては、ミニシアターを除くほぼすべてが20:00または21:00までで上映終了となっており、なおかつ座席数も半分に減らしています。この状態が5月いっぱいで終わるのか、その先も続くのかは、まったく予測できません。

そんな状況の中で、イオンシネマがまさかのワンデーフリーパスポート!
今回、今までより少し値上げしています。今までは一律2500円でしたが、今回は会員2600円、非会員3100円。でもまあ、3本以上観るならおトクですよね。鬼滅とエヴァとコナンをハシゴ、とか。
https://www.aeoncinema.com/cinema/info/l3/Vcms3_00016549.html

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●観た映画

『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』
パラレルワールドに迷い込んでしまった男が主人公。前の世界では妻だった女性は、こっちの世界ではピアニストして大成功している大スター。一方、前の世界では売れっ子作家だった主人公はこちらの世界じゃ、しがない教師。それでも主人公は彼女とお近づきになることができ、関係を深めようと奮闘する……という展開。
<ネタバレ>なかなか楽しめる作品ではありましたが、ラストには少々ガッカリ。こっちの世界ではハッピーエンドとなるわけですが、じゃあ前の世界はどうなったの? 思わず「オチがないじゃん」と言いたくなってしまいました。
主人公の性格も、ちょっと自己中心的すぎ。いや、だからこそ共感できる部分も多かったんですが、結局のところ男にとって都合の良い物語になってしまっていたような気がします。


『くれなずめ』
大きな声じゃ言えませんが、緊急事態宣言が出された当日に観てきました。だって、その日から公開が始まったんだもん。責めないで。
そんなわけで、人目を忍ぶようにして観に行ったわけですが、これが残念ながら期待外れ。監督の実体験に基づいている話ということで、思い入れの強さは伝わってきました。想像だけでは描けないであろう場面やセリフもありましたし、何度か胸が熱くなりました。
しかし、中盤以降は失速してしまい、ぐだぐだとした展開が続きます。もちろん、そのグダグダ具合こそが彼らの青春だったのでしょうが、それを延々と見せられると少々、いや、かなりしんどい気分になりました。タイトルのセンスは抜群だし、予告編も楽しかっただけに本当に残念。
とはいえ、すっかりお茶の間レベルでも人気者になった成田凌をはじめ若くて魅力的な役者たちの演技は見応えがあるので、映画館で観るべき価値はあるかと思います。興味のある方はぜひ。

●読んだ本
『岩井俊二:『Love Letter』から『ラストレター』、そして『チィファの手紙』へ』

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今週も、どうでもいい話。少し前、生まれて初めて納豆を食しました。しかも能動的に。
20年ぐらい前、会社の忘年会の二次会か三次会で行った寿司屋で納豆巻きを食べたことはありました。数年前、親と一緒にご飯を食べている時、ほんの一口だけ納豆を口に入れたこともありました。しかし今回は、納豆が付いているメニューを自ら注文し、食したわけです。こんな日が来るとは!
まあ、要するに某定食屋で朝ご飯を食べた時、「目玉焼きとウインナー定食」か「朝の和定食(焼サーモンと納豆)」の2択だったので、後者を選んだわけです。ウインナーよりも焼いたサーモンを食べたい気分だったので。
で、納豆は残しちゃおうかとも思ったんですが、根っからケチくさい性分の自分としては、そんなことができるはずがありません。持って帰ろうかとも思いましたが納豆なんぞを鞄に入れて歩くのはイヤなので、ええい思い切って食っちまえ、と決断したわけです。
さて、結論。カップ一杯分の納豆を全部食べるのは生まれて初めてだったわけですが……驚くほど味がないじゃん! これ、どこが美味しいの? 醤油をかけ、付いていた辛子も垂らし、なおかつ生卵をからめて食べたので当然ながら醤油と辛子と卵の味はするわけですが、納豆自体はまったく味がないように感じました。そういうものなの?
子どもの頃から納豆の臭い(匂い?)が大っ嫌いで、食べたいと思ったことは一度もなかったんですが、最近の納豆は昔と比べて無臭に近くなっているようですね。なので今回は特に抵抗を感じずに食べることができました。しかしまあ、また食べたいとはまったく思いません。出されたら食べるとは思いますが、率先して注文することはないでしょう。納豆がお好きな方、すみません。
以上、どうでもいい話でした。

コロナの感染者数、どんどん増え続けていますね。緊急事態宣言の対象となる地域も増えるようで、どうなることやら。そんでもってオリンピック。中止するタイミングを逃してしまったのでやるしかない、という気持ちだけで開催に向かっているように思えます。どうなることやら。
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