＜11年1月7・8日公開作＞ 『アンストッパブル』など

　週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　「☆＝絶対に観る！」「◎＝できれば観たい！」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

◎『アンストッパブル』（アメリカ）99分
　2001年にアメリカで起きた列車暴走事故を基に、大災害を阻止すべく立ち上がる2人の鉄道員の奮闘を描いたサスペンス・アクション……らしい。監督はトニー・スコット、主演はデンゼル・ワシントンという顔合わせ。とりあえず、平均点以上の面白さを味わえるのは間違いなさそう。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

◎『スプライス』（カナダ・フランス・アメリカ）104分
　科学者が創り出した新生命体の恐怖を描くSFサスペンス……らしい。監督は『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ、主演はエイドリアン・ブロディ。この人、最近いわゆるジャンル映画にばっかり出てますね。大いに結構なことだと思います。
※上映館／109シネマズ名古屋

◎『しあわせの雨傘』（フランス）103分
　夫が倒れ、工場を切り盛りすることになったブルジョワ婦人が、自分の才能を発見していく様子を描くヒューマンドラマ……らしい。カトリーヌ・ドヌーヴ主演作で、監督はフランソワ・オゾン。予告編の印象では、なかなか面白そう。ちなみに、ドヌーブが赤いジャージ姿で登場するってことが話題になってますが、僕にとって赤いジャージが似合っていた女優ナンバーワンは『深呼吸の必要』の長澤まさみです。
※上映館／センチュリーシネマ

『ソフィアの夜明け』（ブルガリア）89分
　人種差別や社会不安が渦巻く東欧の町で生きる人々を描く人間ドラマ……らしい。東京国際映画祭で東京サクラグランプリなど三冠に輝いたそうです。
※上映館／名古屋シネマテーク

『クレアモントホテル』（アメリカ・イギリス）108分
　ロンドンにある古くて小さなホテルを舞台に、初老の未亡人とひとりの青年との心の交流をつづる人間ドラマ……らしい。
※上映館／名演小劇場

『アイリス THE LAST』（韓国）？分
　日本でもオンエアされたイ・ビョンホン主演ドラマ『アイリス』の映画版だそうです。予告編の印象では、なかなか迫力ありそう。
※上映館／伏見ミリオン座／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『シャイン・オン　ートラベローグ・オブ・アウトレイジー』（日本）90分
　1987年のデビュー以来、世界基準のアグレッションを誇り、日本のヘビーメタルシーンをけん引するバンド、OUTRAGEに密着したロック・ドキュメンタリー……らしいです。
※上映館／名古屋シネマテーク

『シャッフル2　-エクスチェンジ-』（アメリカ）85分
　人格が弟と入れ替わってしまった夫の謎を解くために奔走する妻の姿を描くサスペンス……らしい。1作目はサンドラ・ブロックが主演でしたが、今回は『THE JUON/呪怨』のサラ・ミシェル・ゲラー。
※上映館／伏見ミリオン座

『食客2』韓国119分
　こちらもシリーズ第2弾。究極のキムチを探す天才シェフ2人が、手に汗にぎる激しい食の対決を繰り広げる……らしいです。それはともかく、公式サイトぐらい作ってあげて！
※上映館／シネマスコーレ

『タクミくんシリーズ Pure ～ピュア～』（日本）79分
　人気ボーイズラブ小説「タクミくん」シリーズの映画化第4弾だそうです。根強いファンが多いんでしょうねぇ。
※上映館／シネマスコーレ

『装甲騎兵ボトムズ 孤影再び』（日本）？分
　すみません、まったく知らないんですが、シリーズ第3弾だそうです。
※上映館／伏見ミリオン座

『METライブビューイング2010－2011 ヴェルディ 「ドン・カルロ」』（アメリカ）287分
　こういうのとは無縁の人生を送っております。しかし、287分とはすごい！
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ

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　今年最初に観た映画は『トロン：レガシー』でした。これがもう、驚くほどの面白くなさ。「人類がついに到達した未来の3D映画」とのことですが、それはつまり、未来の3Dが退屈なシロモノでしかない、というディズニーの主張なんでしょうか。ホント、つまらなかったです。

　年末に観た『バーレスク』は、なかなかオススメ。クリスティーナ・アギレラの歌いっぷりにはシビレました。ただ、肝心のストーリーに歌や踊りが大きく絡んでこないってのは、いかがなもんでしょ。もっと「音楽の力」を信じてほしかった！