創作神話。
神代の昔、
ヤアタと呼ばれる、
天国から地獄の底まで、八界を飛び回れる、カラスがいました。
ある日、雲間から地上の人間たちを眺めていますと、
「見えるのは、彼らの、ヒガミ合いでおこる盗りあい、奪い合い、悲惨な物語の繰り返し」
なんでだろう?
「知恵の無い、我欲だけ」
その尽きない悲惨な現状を見て、哀れに思ったカラスは、天界の庭に生えている<燃ゆる柴>を、地上に降ろしてやろう。
そして、ある日、神々がいないときを見計らい、一本くちばしに咥えて地上へと飛び去りました。
しかし、地上に近くなるほど、黄金の火はカラスの顔を焼いて、その熱さにカラスは悲鳴をあげならも、地上の魂のためにと必死にこらえて地上に降りてきました。
地上の、日本と言う国に降り立ち、地に植え付けられました。
その地は「イズクモ」と呼ばれました。
そして、八百万の神々が、日本全国からお参りに来ますが、焼けただれたカラスは、悪魔と排斥されました。
神代から、人代に移った現代でも、この柴に巻き付く、蛇のマコトを悟る、人も、神もいません。
燃ゆる柴は、生命の樹、メノラー、ひふみ、と呼び名が変わっただけで、現代人ほど、その神意を悟る人は、誰もいなくなりました。
レムリアと、アトランティスの統合、
6789霊性文明と、345五感現実知能便利科学との融合、中庸バランス、普通よく言われる、第三の理智思考。
本当は、錬金術のときから言われている、塩と硫黄のバランスの、支点となるのが水銀。