第５話

『もう一度君に、プロポーズ』

今回、涙が止まりません。。
みんなそれぞれの想いが交錯して、今までとは違った切なさ。
これまでは明るく振る舞いながらも、
辛い状況下をがんばってる波留さんばかりに感情移入してたんだけど、
今回はそれに加えて可南子さんの心も痛いほど伝わって来ました。
元カレと会っていたのを咄嗟に女友達と‥と言ってみたり、
普通に会ってるだけなのに後ろめたさを感じます、とか。
波留さんに対して、忘れている自分に対して
何か今までにない感じるものが心の奥に湧きだしてきてるんです。
それっていい傾向ですよね。
無意識に波留さんに近づき始めてるってことですから。

時折り垣間見える波留さんの心の葛藤も苦しかった。
そんなそぶりも見せず、相変わらず笑ってる笑顔の陰が切なかった。
谷村家での食卓あたりから、もう涙ポロポロです。
自分だけが入れない昔の会話。
得意げに元カレと盛り上がる弟。
たくさんで囲んでる食卓だけに、余計にひとりが淋しかったです。
一刻でも早くその場を離れたいような状況でも波留さん、大人です。
「さきのさん、いい人だね。さすが可南子の元カレだ」って。
もう～、切なさMAX
その場にしゃがみ込む可南子さんも辛くて悲しいです。
私の涙線も、この頃ピークに
一哉さんにも波留さんの事、「ほんと優しい人じゃん」って。
窓の外に出る可南子さんと一緒になって泣いてました。

そう言えば太助さん、今回は少しでしたね。
この先深刻なことにならなければいいんですが‥。
裕樹と志乃ちゃん、桂ちゃんとタケルくん。
それぞれの関係に新たな変化が起こってきました。
中でも気になるのは、やっぱり桂ちゃん。
思いのほか、波留さんへの想いが募ってたんですね。
可南子さんと元通りになって欲しいと波留さんを応援する一面と
その陰でそっと波留さんに想いを寄せてしまう自分。
タケルくんに言われて、改めて再認識した恋心。
波留さん家を訪ねたのは桂ちゃん‥？　まさか太助さんじゃないよね？

次回の予告も「離婚しよう」って、衝撃発言。
どこまで相手を思いやるんでしょうか、波留さんて人は‥・。
また、長い長い１週間になりそうです。

このドラマの脚本・スタッフの方素敵です。
引力の影響で潮の満ち引きが起こるように、
波留さんと可南子さんの距離も自然に近づいたり遠くなったり、
見ているこちらもほんわか心あったまるお話の後は、
心穏やかでいられない、切なさいっぱいの展開だったり。
何かに導かれているかのように、毎回作品に引き込まれてしまってます。
心地よい空気感に包まれてます。
もう半分くらい来ちゃいましたよね。。
まだまだこのドラマの中に浸っていたいです、いつまでも。