ヤノベケンジ 「となりの晩ごはん」プロジェクト

金沢21世紀美術館友の会zawartによるヤノベケンジ「となりの晩ごはん」プロジェクト 専用ブログ

第14回『となりの晩ごはん』は北陸先端科学技術大学院大学

2004-12-03 22:00:25 | 第14回:上田さん&橋本さん
第14回『となりの晩ごはん』

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日時:2004年12月02日(木)
   美術館出発 16:40 →北陸先端科学技術大学院大学到着 17:45頃→晩ごはん終了時刻 11:00頃
ホスト:橋本敬さん(進化を味わう複雑系研究者)・上田假奈代さん(闘う詩人)・山本さん
    橋本さんの学生…桑村さん・毛利さん・真隅さん
訪問者:ヤノベさん・新谷さん
    IMI学生…金子さん・原田さん・村岡さん・増井さん・大西さん・森井さん・多田さん
    金沢美大学生…青木邦仁さん
報告:桶谷(zawart)

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今日の晩ごはんは、辰口町にある北陸先端科学技術大学院大学で、研究活動に取り組まれている、
橋本敬さんの職場までおじゃましました。
今回は、3日にプロジェクト工房で、子供たちと一緒に「子供まちカルタ」を作る
ワークショップを開催する詩人の上田假奈代さんのご紹介で『となりの晩ごはん』に
招待いただくことになったそうです。

その日は、北陸先端科学技術大学院大学の知識科学研究科 講義棟 2階 
コミュニケーションスペース (元喫煙室)にて
鼎談 「ことばがうまれるとき ~ ことばと表現と社会」
上田假奈代 (闘う詩人)
×
下嶋篤 (表現を哲学する科学者)
×
橋本敬 (進化を味わう複雑系研究者)
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が開催され、それをぜひ聴講しようと早めに美術館を出発しました。




第13回 となりの晩ごはん 完成!

2004-12-02 19:09:21 | 第13回:古畑さん宅
しかし今日のドローイング、晩ごはんを盛り上げてくれた
アッキャマンの存在は欠かせないでしょう。
トラやんの頭部横にアッキャマンの顔を描いてゆくヤノベさん。
「アッキャマン、やったな~。青春やな~。」
「まゆげ面白いなぁ」





ドローイング完成です!アッキャマンの似顔絵付き!
アッキャマン、ゲッ~トとか言って、なんだか軽いかんじですが
これは周りの人間がワイワイ言った言葉で、アッキャマンの言葉
では、ありません。
アッキャマンの彼女さん、誤解しないで下さいね!
(saito)

第13回 となりの晩ごはん ドローイング開始!

2004-12-02 18:44:29 | 第13回:古畑さん宅
楽しい時間はすぐに過ぎてしまいます。
そろそろ、ドローイングタイム、開始です。
ドローイングで、ジャイアントトラやんの
頭部を描きだしてふと我に返るヤノベさん。
「そうや、アッキャマンの恋話なんて
どうでもいいんや、、、ジャイアントトラやんっ
ていう10メートル弱のロボット作らなあかんねん。
どうしようか、アッキャマン。」
今後の大仕事に思いを馳せながら、
ドローイングは描きすすめられいきます。
(saito)

第13回 となりの晩ごはん 話が村岡さんへ、、 

2004-12-02 18:25:40 | 第13回:古畑さん宅
「ほら、お前からもガツ~ンといったれ!」
話を同行者の所員、村岡さんにふるヤノベさん。
村岡さんのニックネームは今まで「ドーマー村岡」
さんだとおもっていたのですが
たった30日の1日で、「ハン様」→「ロボット」→
「ハートブレーカー」とニックネームの変遷があったそう。
研究所での激しいやりとりが伺えるエピソードです。
アッキャマンに対してガツ~ンと言おうと思っても、言えな
い優しい村岡さん。ヤノベさんいわく、アッキャマンと村岡
さんはキャラがかぶるところがあるのだとか、、。
(saito)


第13回 となりの晩ごはん アッキャマンたじたじ!

2004-12-02 18:02:11 | 第13回:古畑さん宅
「いつ何時も修行です!」これは、28日の晩ごはん先、
青木さん宅での所員、井上さんの言葉です。
「この世界では何言われてもすぐにバッと切り返せない
とダメなんや!」が、厳しいアート業界の先頭を走る
ヤノベさんの説得力に満ちた教えのひとつ。
所長のヤノベさんと所員たちの間では、常に楽しくも
緊張感に満ちた問答が日夜応酬されているのです。

今日は、アッキャマンにその白羽の矢が当たりました。
アッキャマンの生活に最近変化が、、。
週末、アトリエにあまり来なくなった、、、
アッキャマンの身体から甘い香りが立ちのぼることがある
、、、アッキャマンは最近恋をしているようなのです。
他のメンバーからの美味しい情報を元にヤノベさんは
するどいツッコミをアッキャマンに浴びせます。
一生懸命話をごまかそうとするアッキャマン
「甘い香りがするのは、今家で飴を作っているから
なんです。」それに対してヤノベさん、
「今の答えはいまいちやったな~」
「ありゃ~、自分が収拾つかんくなる話したらあかんわ~」

一見、ただ意地悪なヤノベさんに見えますが、
これもアーティストの卵アッキャマンを鍛えようと思う
親心あってのことなのです。
(saito)

第13回 となりの晩ごはん 君、風紀委員長みたいやな

2004-12-02 17:27:17 | 第13回:古畑さん宅
メンバーは長野、岐阜、広島、香川、島根と出身県はさまざま。
たまにこの共同台所で、一緒にごはんを食べたり、語り合った
りしているのだとか。たのしそうでうらやましい!

「なんか君真面目そうや。服装がなんだか風紀委員長みたいやね」
ヤノベさんが学生の一人に話しかけます。
「シャツもなんかパリっとしとるな~」
「え、そうですか?いつもこんな感じですけど、、、。」
彼の名前は、秋山くん。アッキャマンのニックネームで、
深く知れば知るほどその不思議な面白さにハマる、と
みんなに親しまれているのだとか。

まさかこれからの晩ごはん時間全てが、彼、
アッキャマン話で終始することになろうとは、
この時、誰も予測できませんでした。
これが、アッキャマンに対するヤノベさんの怒濤の
ツッコミの始まりだったのです。
(saito)

第13回 となりの晩ごはん あ~居心地がいい、、、

2004-12-02 15:29:59 | 第13回:古畑さん宅
建物が昔ながらのお家で、昔ながらの灯油のストーブ、
暖かい共同食堂。そのどこか懐かしい雰囲気に包まれ、
我々訪問者は早々とこれ以上ないくらいリラックスして
しまいました。「あ~居心地いいな~」
ヤノベさんも学生さんとたわいない会話で盛り上がります。
大学のことや、このアトリエのこと、、、。
油絵2年生は、今日はどうやら課題を教授陣に批評してもらう
合評の日だったみたいです。おつかれさま~。
徹夜した方もいらっしゃいました。
ひとりだけ3年生の武藤さんは、明日が合評の日のようです。
ひえ~。
(saito)

第13回 となりの晩ごはん 若いのにおふくろの味!

2004-12-02 15:18:47 | 第13回:古畑さん宅
今日も「おいしいわ~おいしいわ~」の連発です。
コロッケも、ジャガイモ、挽き肉、タマネギでちゃんと
作りました~という昔ながらの味わい。
手間がかかったであろう豚肉の紅茶煮も味付け抜群!
作ったみなさんまだ若い学生さんなのに「おふくろの味」
の領域に達してますよ!すごいです!
「今日の晩ごはんは、誰か料理長っているの?」
「いいえ、みんなでおのおの作りました。」
今回の食卓は、若い学生さんが多いので、食べっぷり
が気持ちいい!
ごはんが美味しいのもあって、ぐんぐん食卓の料理が、
おのおのの胃袋の中に!
(saito)


第13回 となりの晩ごはん 17部屋!!

2004-12-02 15:11:58 | 第13回:古畑さん宅
少し入った所に共同の台所と食堂の部屋が、、。
「こんばんは~」若い学生さんが食事の準備をして
くださってます。
「ここは古畑くんの借りている家なんですけど、
大家さんにお願いして、油絵科の何人かで、
アトリエとしても使わせてもらってるんです。」
食事を用意してくださっている面々はこのお家を
アトリエにして制作されているメンバーなのだとか。
「ここは、みんなで『17部屋』って呼んでます。
部屋が全部で17部屋あるんですよ。使っているのは
そのうちの一部なんですけど、、。
『今日、17部屋行くわ~』とか『17部屋、来る??』
というかんじで。はじめは、もっとかっこいい呼び名
つけたかったんですけど、もうこれで定着してしまい
ました。」
いやいや、なんだかお洒落な呼び名ですよ、17部屋。

では、古畑さんの住居兼油絵科の方々のアトリエで
ある「17部屋」でのとなりの晩ごはん、
メニューはこちらです!

・ キムチ鍋
・ コロッケ
・ なすとたけのこと鶏肉のてんぷら
・ 豚肉の紅茶煮
・ かきあげ
・ お茶

「今日は、お招きありがとうございます!いただきます~」
(saito)