「いぬかい部長」 第024話 「やく」、完成いたしました。
最終チェックの段階で、アニメをみたスタッフの感想。
「動かしどころを間違ってない?」
あ、そういうとこ、もう直せませんから
そんな感じのいつもの「部長」です。
(助監督。あとはたのむよ!カントク!)
へーい。助監督がお仕事に出かけたので、ここからカントクが書きます。
今回は2月頃から制作に着手。しかしイロイロ忙しくもあり、締め切りが特に
ないのも災いして、ズルズルリと完成が遅れてしまいました。
あと、スタジオが寒くて寒くて(エアコンではなんか物足らなくて…)長い間
いられなかったのも要因のひとつかと。
こんな調子だと今年何本出来るかわからぬので、もっと軽快に
作っていきたいなあ、と思います。
しかし、アニメ制作ほど「軽快」と無縁な仕事はないのでして、そこらへんの
ジレンマとどう戦うか、いやどう付き合っていくか、(って方がしっくりしますね。)
ということも実行いたしたいところです。
完成後、仮眠して起きて、また寝て、今日の午前1時頃おきて、なんか映画が見たく
なったので「ディア・ドクター」を見ました。
ウチのオカンでも見れそうな題材ですが時制をいじってあるので、
混乱する可能性がありますが、、(オカンは「バック・トゥ・フューチャー」を
理解不能だといいます。)
小道具の使い方や映画の大画面を活かしたロングショットに西川監督の巧みな
画作りに導入部から引き込まれ、2時間がすぐに経過いたしました。
(ああ、八千草薫はいつになっても画面栄えがする素敵な女優だなあ…。萌え。)
こんな同郷の西川監督の才能をうらやましく思いつつ、次回はどんなアホらしい
アニメをつくるかなと考えている43才のオッサンなものです。
(皆様、誕生日コメントありがとうございました!オッサンは幸せでした!BY
キャンディーズ。)
お姉さんの前髪がだんだん跳ねてくるのがなんだか楽しかったものです。
おねえさんも進化しているのですね。
描くのに勢いをつけると、ああなって
しまうんです。
てことは、初期は勢いがなかったって
このなのでしょうか…。
そして今は勢いがあるということ
なのでしょうか!![E:shine]