明日のドアをノックして

過ぎゆく時の中で、夢の扉をあけましょう

『白夜行』の武田鉄矢

2006年01月27日 | Weblog

『白夜行』の武田鉄矢

ドラマ『白夜行』の武田鉄矢は怖い。金八先生ってこんなに怖かったっけ?
何時の間にか顔の皺が多くなって、刻まれた皺の数だけ「凄み」が増幅する。多分彼の「関西弁」は何か異質な「関西弁」ぽいですが、これも「鉄矢流」関西弁と思えば、それはそれで成立する。
「なんばしよっとかいな!」の武田鉄矢は、「金八」を卒業して別転地に演技の幅を広げるらしい。普通はドラマは「主人公による、主人公のための」ドラマになり勝ちなのであるが、このドラマは主人公の存在感よりも遥かに「脇役」の「存在感」が勝っている。『松浦 勇』役の渡部篤郎もなんか怖いよね。『ケイゾク』見てたけど。

役者に「鬼気迫る」演技を与えているのは、結局のところ「本」が良いのであろう。演技に疑問を差し挟む隙を与えないほどの「本」ならば、その演技に迷いがあろうはずがない。今後の動向がどうなるかは不知であるが、最後まで緊迫感のあるストーリーと役者の演技を期待している。


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