公開から一ヶ月近く経ってしまいましたが、先週の金曜日、
「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」を
見てきました。
「セカンドシーズン」終了と同時に製作が発表され、約1年半後の
今年9月に公開されたシリーズ完結編。
ガンダム史上初の「地球外生命体」と戦うというストーリーから
公開前から賛否両論があった作品ですが、感想としては・・・・・
面白かったか、面白くなかったかと聞かれれば
とりあえず面白かったと答えると思いますが、
何かが違うような、なんともすっきりしない、残念な部分が残る作品でした。
まずは今回の敵「ELS(地球外変異性金属体)」について、
彼らの母星が滅亡寸前だった為、新たな居住場所を探して
地球に助けを求めに来ただけで、敵対する意思は全く無かったという
どこかで聞いたことがあるような設定なのですが
それにしては、多くの地球人が何らかの形で巻き添えになり傷ついている。
確かに、先に攻撃しているのは地球側なので文句は言えないが
なんともやるせない設定のひとつでした。
他にも、
主役機である「ダブルオークアンタ」、
ほっとんど戦ってません、っていうか活躍してません。
鳴り物入りで登場した新キャラ「デカルト・シャーマン」、
何か、あっさり死んでしまって・・・・・
エンドロール後に登場した主人公「刹那・F・セイエイ」に至っては
「ターミネーター2」のT-1000ばりに、金属と融合しちゃって
「メタル刹那」になっちゃってます。
そして、年老いて目が見えなくなった「マリナ・イスマイール」と抱き合う・・・
何か、これって「ガンダム」??? と思ってしまうほど
残念な場面でした。
「ダブルオークアンタ」以外のMSの戦闘シーンはとても良かったので
どうしてもストーリー部分の残念さが目立ってしまうんだよなぁ・・・・・