
写真の説明はオシマイの方で…。
テレビ関係の雑誌を、パラパラ見ていたら、最近ハヤリの「女の子いっぱい」のグループが…。
最近はどれを見てもおんなじに見えて、さっぱりわかりませんが…。
とりあえずまだ新しいらしいその子達は、12人…で、その中の二人がこちら…
著作権もありますので、必要なところを残して全面ボカシですみません。
この上に「12人で袴姿で歌うと 本当の同級生みたい…」とかなんとか書いてあります。
はい、うるさいオバサンははっきり申します。これは「袴姿ではゴサイマセン」
「袴姿モドキ」でございます。
なんでじゅばんがあらへんねん、なんで袴の上に帯締めたはんねん、なんで帯締めが必要やねん…
いやもうそんなこと言ったって、こりゃ「コスチューム」よ、イベント用よ、ステージ衣装よ…。
それはよーくわかっております。でも、この12人のお嬢さんたちに、
では「通常の(卒業式みたいな)袴姿と、これの違いは?」とたずねたら、何人の子が正確に答えられるでしょう。
歌番組も少なくなりましたが、昔歌番組に出る人たちは、はっきり「ステージ衣装」とわかるものを着ていました。
最近は、なんかその辺にいそうなお兄さんお姉さんのカッコです。
いえ、たぶん見る側の人たちが「ファッション」というものを、うまく取り入れられるようになったのだと思います。
似合う似合わないは別として、ファッション雑誌から抜け出たような男性女性も珍しくありません。
つまり、テレビのむこうとこっちで、差がなくなってきているんですよね。
テレビや映画に出る人のカッコを真似するのも珍しくありません。
それはそれでいいのですが、これが着物となると、元々があるのにそれを知らないから、
こうやってでてこられると「私もきたーい」と、これになってしまうのでは…と、そんなことを思うわけです。
花魁振袖しかり、バカ殿カラーの紋付袴しかり…。
卒業式の袴姿が「簡単に着られるしかわいい」…なんて、みんなこれになっていったら…と思うと…。
正しい?袴姿はこちら。友人のお嬢さん、卒業式です。隣のオバハンは私。10年前ですからねぇ、ちと細い…。
お嬢さんの半衿にはピンクの花の刺繍、かわいかったです。
トツプ写真は、このときお嬢さんがつけた「髪飾り」、「ハイカラさんみたいな大きいリボンがいい」といったのですが
市販のものを探したけど、そんなデカイのはない…というので、リクエストにお答えして作りました。
てんこ盛りで、くるくるりんにラメラメ飾りより、ずっとスッキリだと…手前ミソ…。
今、それでなくたって「七五三」からして「着物ドレス」なんてものがあるわけですから。
袴も「カタチ似てればいいじゃない」なんて…。
あ~~こんなこと、ただのグチです。いいものはちゃんと残っていく…と思いたいです。
でもっ、できれば「たくさんの若い人の眼に触れる」ものだからこそ、最低ラインのベースは守ってほしいものだと、
ついついため息ついてしまったオバサンなのでした。
とっても素敵な訪問着をお召しで、
着姿も美しいですね。
とんぼ様手作りの、お嬢様の髪飾り、
凝っていて可愛いです。
町を歩く一般人達がそのまま着て歩き
昔だったら その格好は水商売でしょ! という洋服も
堂々と 闊歩 闊歩
我が家の娘達も 卒業式には袴を穿きましたがシンプル イズ ベスト という事で
私の二十歳の時に作った色無地と買い求めた紺色の袴で
厳かに式に臨みました。
とんぼさんの式に臨まれた着物姿
素敵です
お茶の社中の先輩方には、「若いうちの特権よ」。。。確かに!今は付けたくても無理です(しくしく)
でも捨てられない、着物とお揃いの大きなリボン飾り。上手に出来てるんです~。とんぼ様手作りのおリボンも、別布アレンジしたり、とってもオシャレで可愛いですよね!
こういうのをいざ買おうとすると(最近は原宿辺りで売ってる。アンティーク布を使って)1万円前後するのでびっくり!
別に場所をとるものでなし、無理に捨てなくてとっておいてもいいですかね。。。?
時々「こんなのが普通になったら」…と思うとがっかりするようなものを見ますね。
日本人が日本人でなくなっていくようで…。
ありがとうございます。
これは今でも大事にとってあるそうで…。私もこのころはいくつも作ったのですが…。
ほんとに芸能人も「ただの人」もなくなってますね。
最近の女性のファッションは、なんだかだらしないのか
かっこいいのかわかりません。
お化粧法も、みんなおんなじ感じですし。
最近のやたらボカシとか刺繍の入っているものも、
なんとなくやすっぽく見えてすきになれません。
赤でもいいから(巫女さんか…)一色がいいです。
この着物はお気に入りなのですが、黒地なので場を選びます。悪目立ちするしー。
手作りなさいましたか。あれは作っているときも楽しいですね。
実際、買おうとすると、何であんなに高いのかと思います。
古布でなくとも、かなりのお値段ですよね。
作ってみると、ほとんど「手間賃」です。
私は人の頼まれ物ばかりで、手元に残っているのは、
二個あったかな。
いくらなんでもハデなのでやはりつけられませんが、
そのうちバッグの飾りとか、なんかにならないかと思って、
そのままとってあります。
手作りはなかなか捨てられませんねぇ。
(デザイア)の時でしたか。
あれはなかなか良いステージ衣装でした。
しかるに何なんだ、この下品な....(失礼)。
も~、いちいち同感でしゅ。
この頃の振袖や浴衣の着付けにやたらピラピラのレースや模造真珠なんかがくっ付いてるの見ても「なんやねん?」状態ですのに。
何処のサイトでしたか、【振袖ビフォー・アフター】って感じで着付けをやってましたけど、本来お振袖ってミスの礼服でしょ?
なのに、わざわざ濃い色付きの半衿に変えてましたぜ。
あれには呆れたというか、講釈たれてる男のスタイリストにギャル受けしようっていう意図見え見えの厭らしさすら感じましたね。
あれで色つきの足袋なんか履かれた日にゃ、オーマイガッ!!!!
なんて偉そうに言ってますが、着物歴2年生です私。にょほっ♪
正式な袴の着方を知らなくても気軽にはけるのですが、腰のベルト見ると興ざめで…。
やっぱりちゃんとした袴の方がカッコ良いなぁと思いますね。
着物暦の長さなんて関係ありませんよ。
着物の本当のよさというか、基本的なことがわかれば、
崩していいところやおかしくなるところは、おのずとわかるものです。
新しいデザイナーさんが、いろんなことを試行錯誤なさるのは、
悪いことではないと思いますが、基本よりも「見た目」ばかりを変えようとするあたりで、
せっかくのニューファッションが
ただの奇抜な思いつきに見えてしまうのですよね。
若い方ほど、着物の最初の出発点を、いいかげんにしてほしくないと、
そう思うのです。
あれはもう笑います。
今はどうしても「カンタン便利」であることが、一番…という時代ですからねぇ。
たいしてややこしいことでもない袴の履き方が、ちゃんとできたほうが、
ずっとかっこいいのに。