
別の羽裏のお話の予定でしたが、コメントで「飛行船」のことを書いていただきましたので…。
今「リニューアル予定」としている「こぎれ庵」、すでにやってる本人が忘れていて「閉店」してますが…。
いやいや、いずれ…です。そのトップページに使われているのが「飛行船柄」。
これも羽裏です。かなり前に書いた記事の写真を再出いたしますと、全体はこんな柄。
かなり傷みがひどいので、回りは切り取ってしまいました。
色目は上の写真の方が近いです。
ツェッペリンという名前は、この飛行船を作った「伯爵様」のお名前です。
グラーフ・ツェツペリンで「ツェッペリン伯爵」だそうです。
コレにつきましては、この羽裏をご紹介した、ふるーい記事をご覧ください。
ちなみに記事にも書きましたが、柄の右側にある「LZ127」、これはこの機体番号ですが、
この番号の「LZ-129」があの悲劇の大爆発事故を起こしたヒンデンブルグ号です。
後ろの黒い半球は地球で、赤い線で大陸などが描かれています。
日本がありますが、時代ですねぇ今の領土ではない「領土」です。
白丸は、このツェッペリンが滞在した茨城の飛行場の場所です。
この羽裏はかなり傷みがあって、再利用は涙を呑んであきらめました。
そのかわり…こんなものを作ろうとしたのです。
これはなんのヘンテツもない「額」、これを蝶番でくっつけて「枕屏風」にしようと…。
左側にはダンボールが入ってます。ここに「ツェッペリン」が入ります。右側は枠だけですが
こちら側は無地とか顧問とかを入れたいなと…。
実際には蝶番でつなぐと隙間が空きますから、屏風と言うにはちょっと「おまぬけ」なんですが、
少なくとも立てて使うことはできる…ちょっとした目隠し?インテリア?
いずれにしても、畳んでしまっておくのは惜しい…と思ったわけです。
この額は前面はガラスではなく「透明アクリル」を使っています。割れる心配がありません。
ただし、静電気でホコリ呼ぶんですけどね。
とりあえず作ろうと思ったら、ネジ穴がうまく開かないのです。だって硬い素材なんだもん…。
キリで穴を開けたんですが、道具が足らず、力が足らず、アテにしたい男手は「気がむいたらね」…。
で、なんと半分だけくっつけてそのまま放置…。今回引っ張り出してきて「やっぱ完成したいよね」です。
羽裏がたまり始めて、ヒタスラはずしてはたたみ…で、きましたけれど、せめてコレクションらしい扱いをしたい…
そう思って、ただいま図面用ケースを注文中、明日あたりつくと思うのですがとりあえず1枚買ってみまして、
これがうまく使えたら、全部図面のようにペタンコにして収納してみようと思っています。
着物や羽裏はキャンバスですね。
「着物は歩く絵画、動く美術館よ」と言った方がいました。ほんとにそうだと思います。
もう使われなくても「こんなステキなものが、日常の衣服として使われていました」と、
残しておきたいと思っています。
しかーし…今のじゅばんや羽裏、ほんっとになんとかしてほしいと思います。
今の時代、いろいろなことがかわって、男物を女性が着たりしてもさほどおかしいと言われません。
だったら、今着物を着る比率の高い女性が「羽裏」にもっと凝ってもいいと思います。
女性が額裏の羽裏をつけて、裏勝りのオシャレを始めたら、もっといい柄が出てきませんかねぇ。
もちろん私は、自分の羽裏に男物からはずしたものをつけています。
これも再出…はずして洗って使いました。
この羽裏は実は「シミ」があります。でも羽裏ですから、外から見てもわかりませんし、
私はそれを承知で着ていますから、モンダイなし。何かで「シミついてるじゃない」と言われたら
「洗っても落ちないんですよ。でもわずかなシミのためにこれを寝かせてしまったらもったいないですからねぇ」と、
そういうつもりでいます。この羽裏のよさは、シミひとつでゼロになるものではないと思っています。
さて、明日はもう一枚…の予定です。お楽しみに。
手作りしていた時期もありましたが、
最近は力が無くなって電動ドリルを
使っても思うようには出来ないので
大工の真似ごとも随分していません。
こういうのって思いきらないと出来
ませんね。
飛行船が入ったら、素敵なインテリアに
なりますね。
あったら 眼が飛び出す様な お値段だったり
妥協策として 襦袢地を買って羽裏にしたりしていますが・・・
着物も羽織も黒っぽい色ばかりなので
リサイクルショップで買物求めたものの 一度も着ていない着物を
羽織や帯に仕立て直して頂こうかと思案中です。
着物は繰り回しが出来て良い とはいうものの
自分で洗い張りや仕立てが出来ないのでは
もろ手をあげて 良いよ!と言えないのが辛いです
そうなんです。うちも主人はスピーカーなんかも組み立てるほうで
大工仕事だって気が乗ればスイスイなのに、アテにならないし…。
なのでいつも自分でのこぎりまで持ってやっていたのですが、
最近は手の力も弱くなって、ネジ一つ締めるのも心配。
だんだんやらなくなりますねぇ。
でも、これは仕上げたいなぁと思ってます。いつのことかしらん。
古い着物やじゅばんも羽裏にして使えますが、
おっしゃるとおり、お金がかかることです。
私は洋服(いわゆるちゃんとしたもの)を、フォーマル以外
ほとんど買わないし、クリーニングや桟のお世話になることが
ほとんどありません。その分を「つもり貯金」して、着物のメンテにあてています。
それでもたりないですよねぇ。
だからと気と洗い張りくらいはしたいのですが、それとても思い通りには…です。
解かれた道行きは羽裏にはならない生地ですか?ストールなんかになりませんかねぇ。
スミレの柄と伺って、きれいだろうなぁと思っています。
とんぼさんのところへやったきたいきさつもよくわかり柄のこともよくわかりました~ 感謝です。
本当にオークションはそうなんですよね。
私も同じようなことが何度か、、、、
そういうものに限って後悔するものだったりするんですよねえ~
ただ最近は思いもかけずにお安く手にすることもあるのでトータルしたらまあいいか、なんて自分を納得させております(笑)。
でも素晴らしいものですね。
うまくいかせるといいですねえ~
これは 作り直す価値がある?
これは どう?
何にしたら良いかしら?
などと ご教授頂きたいものだ
と 本当に 常々思っています。
菫柄
蒲公英柄なんだから これは菫でしょ
という感じではありますが
なにしろ 色が褪せていて
色抜けも見つけてしまいました
ショールの裏に使えないかな などと思ったのですが・・・
ショールだと滑るし 誰が作るねん という事もありますしね
最近のヤフオクは、ほんとに覗くだけになりました。
頼まれものの新品だと探しやすい…なんて、
ちょっとおかしいんですけどねぇ。
私も、ハズレもいろいろありましたが、
トータルで「まっいっか」でーす。
これはヤフオクでタタカッたブツだけに、
羽裏として使えないとわかったときには、
ほんとにがっかりしましたわ。
なんとか「見てもらえる状態」で使いたいですねぇ。
私でよろしければ、いずれお越しくださいましよぉ。
先に荷物だけ送ってくださってもかまいませんよ。
今、実家へもっていって置かせてもらうものと選別中で、
とりあえず「すわるところ」しかありません。
お茶は茶たくごと手で持って飲む、なので、
よくくる呉服屋さんは「お茶いらないから」と、
いつも入ってすぐそういいます。だはは。
色あせ、色抜けは悲しいですねぇ。
裏に使うなら、羽裏やじゅばんでもいいかと思いますし、
ショールの裏というのは、滑る素材を使うものです。
表側にベルベット、というのが定番ですが、
ウールなどの洋服地で、半円にすると暖かいですよ。
人様をお呼び出来る様な状態で無くなっています。
いつになったら ご招待できるのか・・・
物を減らさなければ 空きが出来ない
座る場所も無い事は判っているのですが
ショールというかケープというか 半円のもの
衿の所はどうすればいいのかしら???
と 以前から悩んでいます。
色々 考えはするのですが なにせ手先が
そうなんです。
母の着物ももらいたいのですが、今もってきたら
タイヘンなことになりますので、
実家の母の部屋を「倉庫」にする計画(親不孝!)で、
もっぱら向こうに運ぶ算段をしています。
お互い「ゆったり座れるところが出来たら…ですかねぇ。
ショールはまっすぐか半円で、衿のところもコートのように
キレイに衿に沿わなくてもいいのですよ。
少しでも添わせたいのならU字型ですね。
肩のカーブもとか、襟のカーブも…だと、ショールではなく、
和装コートやとんびのように「着るもの」に近くなります。
袋に縫って返せばいいのですから、さほど面倒ではありませんよ。