のれん完成

あれから裾を縫いまして、いろいろ考えたのですが…。
まずのれん棒ですが、取り外しをカンタンにするために、のれんの幅よりちと長い棒…。
細いプラの棒もあったのですが、上に使っているのがつっぱり棒ですから…。
以前「なんか使えそう」…と、とって乾燥させておいた「南天の枝」。
まっすぐでないところがまたいいか…なんて。見づらい写真ですみません。


　　　　　　　


それから最初「Ｓ字フック」を使うつもりが、二個あったはずなのに一個しかない…。
いつもこうなんですよ、乾電池が足りないとか、豆電球あと一個あったはずとか…。
いろいろ考えて、頑丈なものより「枝」が自然素材なのだから…と、
荷造り用の「麻ひも」を輪にして、それに通しました。
これがその「お残り」…ははは。まだ捨てんのじゃ…。


　　　　　　　　　　　　　　


昨日は、あの猛暑に比べれば、涼しい～といえる日でしたが、それでも日は差しまして…
玄関前の日差しは、のれんの有ると無いとで、こんな感じに変わります。



　　　　　　　　　　　　　


こうしてかけてみると、ただ影になっているだけじゃなくて
「風にそよぐ」というのを見ているだけでも、温度がちょっと低く感じられるものですね。

来年はまた簾にする予定ですが、今年の夏はこのままこれで…。
紅梅のゆかたって、涼しいんだろうなぁ…などと。

これが着物だったとき、どんな帯を締めたんだろうとか、
どんな女性だったのかなとか、いろいろ考えながら、
しばらく風にフワリフワリと、ゆったり踊るのれんを眺めていました。

実家に行っても、いつも忘れる写真を撮ってきました。
この暑さにもメゲてない「今年のアケビ」ですっ！ウン、ほーさく！