
と言っても実家のお話です。
トップは、先日父が届けてくれた花。アルストロメリアと京鹿子(キョウカノコ)。
母は花好きで、父はそのために切花ももちろんですが、鉢植えや地植で、花を育てていました。
アメストロメリアは、私が誕生日に贈ったのを気に入って苗を買ってきて植えたもの、今ちょうど満開です。
アルストロメリアもいろんな色がありますが、実家のはピンク系です。
この赤茶色のチョンチョン柄は、何のためについたのでしょう。蝶のようにも見えます。
虫を呼び寄せるマジックでしょうか。自然の作り出すものはフシギでキレイですね。
雨の合間の日、父がお墓参りにいってきたと…。
母が好きだった花が咲きそろうのを待っていたそうで「アルストロメリア、フランネル草、京鹿子」の三種。
我が家でもフランネル草は咲いたのですが、咲いてからずっと雨でした。
「京鹿子」って、ほんとにうまいネーミングだと思うのですが、
写真のピンクのなんだかもしゃもしゃとしている花です。
あまりに小さくて、咲いていても薄綿みたいに見えるのですが、
近寄ってみるとこんなです。
もうちょっと寄って…
しべがとても長いんですね。ヒペリカムと似ています。
さらにもっと寄って…最接近はこちら。
つぼみのツブツブのころもかわいいし、私も大好きな花です。
フランネル草は、我が家のものを映しました。
なんともいえないこの濃い色がいいですねぇ。昔縮緬の花柄のようです。
万願寺唐辛子、ポッツりと見えてきました。お日様がなかなか照らないので、ちょっとヤキモキしています。
気温がまだ季節をいったりきたりしています。それでもがんばってくれてます。
ゴーヤはいちばん大きいのが50センチ越えました。
なんとか「カーテン」になってくださいよと、毎日「オネガイしますねぇ」と声かけてます。
母は、大好きな自宅の大好きな花を見て、きっと喜んでいるでしょう。
お隣に並んでいる、Tさんのおばちゃんに自慢しているかもしれません。
母のすきだったものだけ残しているみたいで、植木の一部などは、父自身の病気もあって、
ちょっと減らしてきています。
植物の手入れは「継続」ですからたいへんですよね。
フランネル草、陽花様のところでも咲いているのですね。
私、白いのと並べて育てたいと思ったのですが、植わっている場所がせまくて…。
両方は無理だったんです。
白いのも、あの名前どおりのもしゃもしゃの、
薄い緑の葉や茎によく合いますよね。
母がなくなってからは、父も世話が大変だからと
少しずつ鉢の整理などしています。
「はりあい」がないのでしょうね。
それでも、特に好きだったものは、残してあるようで、夏には夏の秋には秋の花を供えに行くのだと思います。
ゴーヤ順調ですが、いつも「カーテン」は途中でザセツするので、
今年はうまくいってほしいと思っています。
今のところはなんとか…です。
お参りされるお父様は本当に優しい
ですね。
お母様はきっとお喜びの事でしょう。
フランネル草はうちもいま、とんぼ様の
所と同じ色と白が綺麗に咲いています。
供えることができるのは一番の
ご供養ですね。
私もベランダの花を佛花に
そえたりはしていますが、
なかなか思うほどには..です。
フランネル草のあのもやもやっとした
花色にはなんともいえない優しさが
漂い好きです。
ゴーヤはあきらめて、植えた方がたが
採れたら下さるという言葉を信じて
待つことにしました。
ささやかなベランダですが、草花と
会話ができるのは幸せなことと
思っています。