「押された自転車 時速約５０キロで接触か」

　２０２１年５月１０日、２０１５年３月、兵庫県尼崎市の踏切で自転車に乗った高校生が電車と接触して死亡した事故で、警察は後ろからバイクで自転車を押した１６歳の少年を逮捕した。自転車は時速５０キロに達していたとみられている。２０１５年３月、尼崎市のＪＲ福知山線の踏切で快速電車が踏切内に入ってきた自転車と接触し、乗っていた（当時１６）が死亡した。山内さんは当時、ミニバイクなどに乗った知人ら４人と一緒にいたが、警察のその後の調べでミニバイクに乗った少年が乗った自転車を後ろから足で押して走行していたことがわかった。ミニバイクに押された自転車は時速約５０キロに達し、踏切に突っ込んだとみられている。警察は２０１５年１２月３日、ミニバイクに乗っていた１６歳の少年を無免許過失運転致死の疑いで逮捕した。少年は「押したのは間違いないが、踏切に突っ込むとは思わなかった」と話しているというが、２０２１年現在は・・・（井森隆）