肝心なのをひとり忘れてやしないか?
・・・という声が聞こえてきた。
黒人スラッガーで主だったところはだいたい取り上げたと思うが、
メイズ、アーロン、ロビンソン、ボンズ、グリフィー・・・あとは、まぁ、凄いといっても・・・・・
おっと、滅法腕の立つ野郎を忘れていた!A-ロッドだ!やつはボンズを超えるだろう。
ただ、女癖が悪いのも球界一だからなぁ・・・。
懐かしく思った方は、こちらで続きを。
A-ロッドはⅢ型で、現在主流のⅡB型より一時代前の打法だ。だから、スイングの細かい点はあまり気にかけなかった。しかし彼もボンズと同じように、「腸腰筋による右股関節の屈曲を使っているのではないか?」と思えてきた。
チームメイトのジアンビもⅢ型だと認識しているが、二人のスイングをこちらの連続写真で見ると、後ろ脚の使い方がかなり違う。
ジアンビのこのスイングはちょっと極端かもしれないが、「MLBテクニック」の連続写真も感じは似ている。
ジアンビのように後ろ脚を伸展するのがⅢ型の動作で、A-ロッドもてっきり同じだと思っていた。しかしA-ロッドの方は、インパクトでちょっと腰が引けている。ジアンビよりボンズの格好に近い。股間節は屈曲、膝も屈曲ではないか?
実際振ってみると、それらしいスイングができる。